Adobe Substance 3D学生版は無料|対象アプリ・申請書類・利用条件

Adobe Substance 3D学生版は無料|対象アプリ・申請書類・利用条件

Adobe Substance 3Dには、対象となる高等教育機関の学生・教職員が、5つの3D制作アプリを無料で利用できる教育向けライセンスがあります。2026年7月29日に公式情報を確認したところ、無料ライセンスの有効期間は12か月で、期間終了時にも対象資格を満たしていれば、同じ引き換え手順で更新できます。

ただし、高校の学生・教職員は個人向け無料ライセンスの対象外です。また、学生・教職員向けCreative Cloud Proを契約してもSubstance 3Dの5アプリが自動的に含まれるわけではありません。申請前に対象条件と利用範囲を確認しましょう。

重要:この無料ライセンスは個人学習・教育目的向けです。公式FAQでは、作成物のポートフォリオ掲載は認められていますが、作品の販売や商用案件への利用はできないと案内されています。

この記事で分かること

  • 無料ライセンスを申請できる学生・教職員の条件
  • 無料で使えるPainter、Designer、Modeler、Sampler、Stagerの用途
  • Adobeアカウントの作成からコード引き換えまでの流れ
  • 12か月の有効期間と更新条件
  • Creative Cloud Pro、Substance 3D Assets、一般向け無料体験との違い
  • 商用利用、ポートフォリオ、Windows・Mac利用時の注意点

Adobe Substance 3D学生・教職員向け無料ライセンスの早見表

制度名Adobe Substance 3D Students and Teachers License
対象者認定された高等教育機関に正式に在籍する学生、または所属する教職員
高校生・高校教職員個人向け無料ライセンスは対象外
対象アプリPainter、Designer、Modeler、Sampler、Stager
料金対象者は無料
有効期間12か月
更新12か月終了時にも資格を満たす場合、同じ引き換え手順で更新可能
申請方法Adobeアカウントで申請し、資格確認後に届くコードを引き換える
Assets有料のSubstance 3D Assets月次ダウンロード枠は含まれない。無料のCommunity Assetsは利用可能
利用目的個人学習・教育目的。商用利用不可
対応OSライセンスはWindowsとMac向け。ただし、現行の公式製品ページではModelerはmacOS非対応
確認日2026年7月29日

Adobe Substance 3D学生・教職員向け無料ライセンスとは

Adobe Substance 3Dは、3Dモデルのテクスチャ作成、マテリアル設計、3Dスキャン素材の加工、モデリング、シーン構成、レンダリングなどに使うアプリ群です。

公式の教育向けページでは、対象となる高等教育機関の学生・教職員に、Substance 3D Collectionの5アプリを無料で提供しています。一般向けの30日間無料体験とは別の制度で、資格確認を完了した対象者は12か月利用できます。

無料ライセンスの対象者

対象となるのは、認定された高等教育機関に正式に在籍する学生と、その教育機関に所属する教職員です。大学生、大学院生などが主な対象になります。

一方で、日本国内のすべての大学、短期大学、専門学校などが必ず承認されるとは限りません。最終的な対象可否は、申請時の資格確認結果とAdobeの現行条件で判断されます。

高校生は対象になる?

公式FAQでは、高校の学生・教職員は、この個人向け無料ライセンスの対象外と案内されています。高校や学校の授業・PC教室で利用する場合は、教育機関が導入するCreative Cloudの共有デバイスライセンスなど、別の契約を確認する必要があります。

無料で使える5つのSubstance 3Dアプリ

アプリ主な用途
Substance 3D Painter3Dモデルへ直接テクスチャや質感を描き込み、リアルタイムで仕上がりを確認する
Substance 3D Designerノードベースの仕組みで、繰り返し調整できるマテリアル、パターン、3D素材を作る
Substance 3D Modeler粘土をこねるような感覚で、デスクトップや対応VR環境から3D形状を作る
Substance 3D Sampler写真などから3Dマテリアル、オブジェクト、環境光素材を作る
Substance 3D Stager3Dモデル、照明、カメラを配置し、商品イメージやシーンを構成・レンダリングする

Creative Cloud Pro学割には含まれない

Adobeの日本向け学生ページでは、対象学生・教職員がSubstance 3D Collectionアプリを無料で利用できる一方、学生・教職員向けCreative Cloud Proには含まれないと明記されています。

そのため、PhotoshopやIllustratorなどを使うためにCreative Cloud Pro学割を契約している場合でも、Substance 3Dの学生向け無料ライセンスは別途申請してください。

Creative Cloud Pro学割の内容は、Adobe Creative Cloud Pro学割の価格・申請方法で確認できます。

Substance 3D Assetsで利用できる範囲

学生・教職員向け無料ライセンスには、Substance 3D Assetsの月次ダウンロード枠は含まれません。有料プランのように、プロ向けアセットを毎月一定数ダウンロードできる制度ではない点に注意してください。

ただし、Adobeアカウントがあれば、コミュニティが無料公開しているSubstance 3D Community Assetsへアクセスできます。無料素材を使う場合も、各素材の利用条件を確認しましょう。

申請に必要な資格確認と証明書

現在の公式教育ページでは、Adobeアカウントを作成または利用し、メールアドレスと国・地域を入力して申請します。その後、案内メールのリンクから資格確認を進めます。

学校発行のメールアドレスで確認される場合があります。学校メールがない、または自動確認できない場合は、有効な学生証や在籍証明書などの追加資料を求められることがあります。日付や在籍状況が確認できる最新の書類を用意しておくと安全です。

必要書類や画面は申請者によって異なる可能性があるため、古い日本語FAQだけで判断せず、実際の申請画面に表示される案内を優先してください。

Adobeアカウントの作成からライセンス有効化まで

  1. Substance 3D Education公式ページを開く
  2. Adobeアカウントを作成する。すでに持っている場合は、そのアカウントを使用する
  3. Adobe IDのメールアドレスと国・地域を入力して申請する
  4. Adobeの提携資格確認サービスから届くメールを開き、案内に沿って在籍資格を確認する
  5. 資格確認後に届く引き換えコードと手順を確認する
  6. 案内されたAdobeのコード引き換えページでコードを登録する
  7. Creative Cloudデスクトップアプリから対象アプリをインストールし、有効化する

確認メールが届かない場合は、迷惑メールやプロモーションフォルダーも確認してください。審査にかかる日数は公式ページで一律に示されていないため、授業や提出期限の直前ではなく、余裕を持って申請しましょう。

12か月の有効期間とコード引き換え条件

無料ライセンスの有効期間は12か月です。12か月終了時にも学生・教職員としての資格を満たしていれば、同じ引き換え手順で更新できます。

ただし、1つのAdobeアカウントで引き換えられるコードは、12か月の期間内に1つです。複数コードを重ねて登録したり、別アカウントを使って制限を回避したりしないでください。

「12か月」は制度全体の終了日ではありません。また、1回取得すれば永久に無料になるという意味でもありません。更新時には、その時点の資格と公式条件を再確認する必要があります。

卒業後はどうなる?

公式ページは、卒業などで学生資格を失った後に継続利用する場合、一般向けのSubstance 3Dプランを確認するよう案内しています。一方、卒業日とライセンス停止日の細かな関係までは明記されていません。

卒業後も自動的に無料更新できるとは考えず、ライセンス期限とAdobeアカウントの表示を確認してください。

WindowsとMacの対応

教育向け無料ライセンスはWindowsとMacで利用できると案内されています。ただし、5アプリすべてが両OSで同じように動作するとは限りません。

特にSubstance 3D Modelerは、2026年7月29日に確認した公式製品ページでmacOS非対応と案内されています。Macを使用する人は、申請前に利用したいアプリごとの対応OSを確認してください。

Substance 3D用ノートPCに必要なスペック

Substance 3Dは、3Dモデル、テクスチャ、照明、レンダリングを扱うため、一般的な文書作成よりPCへの負荷が高いソフトです。Adobeの公式ハードウェア案内では、統合GPUよりも独立した専用GPUの方が、3Dソフトを快適に使いやすいと説明されています。

ただし、必要スペックはアプリ、制作物の解像度、レイヤー数、同時に使うソフトによって変わります。公開時点の一律な数値をこの記事で固定せず、次の順で確認してください。

  1. 利用したいアプリの最新システム要件を確認する
  2. WindowsかMacかを決め、ModelerなどOS制限のあるアプリを確認する
  3. 専用GPUの有無とVRAMを確認する
  4. 高解像度素材や複数アプリを扱う場合は、メモリとSSD容量に余裕を持たせる

パソコン選びは、デザイン・映像編集向け大学生ノートパソコンの選び方ノートPCのGPUは必要?Adobe用途別の境界線Adobe系を使う大学生のノートPC容量完全ガイドも参考にしてください。

作品をポートフォリオへ掲載する場合

学生・教職員として無料ライセンスを使って制作した作品は、ポートフォリオへ掲載できます。就職活動や学内制作の実績紹介に使える点は、3DCGやゲーム制作を学ぶ学生にとって大きなメリットです。

一方で、公式FAQでは、無料ライセンスは個人学習・教育目的に限られ、作成したアセットやコンテンツの販売、商用案件への利用はできないと案内されています。ポートフォリオ掲載と商用利用は別なので混同しないでください。

教育機関の共有ライセンスとの違い

この記事で紹介しているのは、学生または教職員が個人で申請し、個人学習に使う無料ライセンスです。大学のPC教室、授業用端末、ラボなどで利用する制度とは異なります。

教室や共有端末で使う場合は、教育機関が契約・管理するCreative Cloudの共有デバイスライセンスなどを確認します。個人向けコードを学校の共有PCへ流用しないでください。

一般向け無料体験との違い

比較項目学生・教職員向け無料ライセンス一般向け無料体験
対象条件を満たす高等教育機関の学生・教職員一般ユーザー
利用期間12か月。資格を満たせば更新可能30日間
資格確認必要学生資格の確認は不要
商用利用不可。個人学習・教育目的契約条件を確認
Assets月次ダウンロード枠なし。Community Assetsは利用可能無料体験の現行条件を確認

他の学生向け無料ソフトも比較する

3D制作の目的によっては、Substance 3Dだけでなく、モデリング、CAD、ゲームエンジンなどを組み合わせます。Autodeskの対象ソフトについては、Autodesk学生版は1年間無料も確認してください。

Substance 3Dは、特にテクスチャ、マテリアル、3Dシーン制作に強いアプリ群です。大学の授業で指定されたソフト、制作したい作品、使用PCの性能を基準に選びましょう。

よくある質問

Substance 3D Painterだけを無料で使えますか?

対象学生・教職員向け無料ライセンスには、Painterを含む5アプリが含まれます。Painterだけを使う場合でも、教育向けライセンスの対象条件と申請手順は同じです。

Creative Cloud Pro学割を契約すれば自動的に使えますか?

いいえ。Adobeの日本向け学生ページでは、学生向けSubstance 3D CollectionはCreative Cloud Proに含まれないと案内されています。別途、Substance 3D Educationページから申請してください。

学生証は必ずアップロードしますか?

全員が同じ手順になるとは限りません。学校発行メールなどで確認される場合があり、確認できない場合は学生証や在籍証明書などの追加資料を求められることがあります。実際の申請画面の指示に従ってください。

12か月後も無料で使えますか?

12か月終了時にも対象資格を満たしていれば、同じ引き換え手順で更新できます。無条件の自動更新ではないため、資格確認とコード取得をやり直します。

商用作品や受託案件に使えますか?

使えません。公式FAQでは、個人学習・教育目的に限られ、作成物の販売や商用利用は不可と案内されています。作品をポートフォリオへ掲載することは認められています。

Macでも5アプリすべて使えますか?

ライセンスはWindowsとMac向けですが、アプリごとの対応状況は異なります。現行の公式製品ページではModelerはmacOS非対応です。利用前に各アプリの最新要件を確認してください。

Substance 3D Assetsを毎月無料でダウンロードできますか?

学生・教職員向け無料ライセンスに、Substance 3D Assetsの月次ダウンロード枠は含まれません。Adobeアカウントで無料のCommunity Assetsは利用できます。

まとめ

Adobe Substance 3Dの学生・教職員向け無料ライセンスでは、対象となる高等教育機関の学生・教職員が、Painter、Designer、Modeler、Sampler、Stagerの5アプリを12か月無料で利用できます。資格が続いていれば更新も可能です。

申請にはAdobeアカウントと資格確認が必要です。学校メールで確認できない場合は、学生証や在籍証明書などを求められることがあります。Creative Cloud Proには自動的に含まれず、Assetsの月次ダウンロード枠もありません。

無料ライセンスは個人学習・教育目的に限られ、商用利用はできません。対応OSとPC要件もアプリごとに確認したうえで、公式教育ページから申請してください。

公式情報

公式情報の確認日:2026年7月29日

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