Apple Creator Studioには、対象となる大学生や教職員が利用できる教育プランがあります。
2026年7月29日時点の日本向け公式情報では、新規登録者は1か月間無料で体験でき、無料体験終了後は月額480円または年額4,800円で利用できます。
Final Cut Pro、Logic Pro、Pixelmator Proなどのクリエイティブアプリに加え、Keynote、Pages、Numbers、フリーボードのプレミアムコンテンツやインテリジェンス機能も含まれています。
ただし、「学生」であれば誰でも利用できるわけではありません。Apple公式では、学位取得を目的として大学等に在学する学生、同等の高等教育課程を履修する学生、認定高等教育機関に在職する教職員が対象と案内されています。
また、対象となる新しいMacまたはiPad購入者向けの3か月無料は、教育プランの通常の1か月無料とは条件や無料期間終了後の料金が異なります。この記事では、両者を分けて整理します。
本記事は2026年7月29日にApple公式ページを確認して作成しています。料金、対象条件、対応端末、無料体験の内容は変更または終了する場合があります。登録前に必ずApple公式ページで最新情報をご確認ください。
この記事で分かること
- Apple Creator Studio学生・教職員向け教育プランの料金
- 1か月無料体験と3か月無料オファーの違い
- 教育プランの対象となる学生・教職員
- サブスクリプションに含まれるアプリ
- 学生・教職員資格の認証方法
- アプリごとの対応OSと対応端末
- 自動更新、解約、ファミリー共有の注意点
- 買い切り版やAdobe Creative Cloudとの違い
Apple Creator Studio学生版の要点
| プラン名 | Apple Creator Studio学生・教職員向け教育プラン |
|---|---|
| 月額料金 | 480円 |
| 年額料金 | 4,800円 |
| 通常の無料体験 | 新規登録者は1か月間無料 |
| 主な対象者 | 対象となる高等教育機関の学生・教職員 |
| 資格確認 | 登録時に必要。以後は年1回再確認 |
| ファミリー共有 | 教育プランでは利用不可 |
| 固定終了日 | 公表されていません。期間限定で随時終了する場合があります |
月額プランを12か月利用すると合計5,760円です。現在の料金を前提にすると、年額4,800円は月額プランを12か月続ける場合より960円安くなります。
まず短期間試したい場合は月額プラン、1年間継続して利用する予定がある場合は年額プランを比較しやすいでしょう。ただし、無料体験後は自動更新されるため、登録前に更新日と解約方法も確認しておく必要があります。
対象となる学生・教職員
Apple公式サポートでは、教育プランの対象者を次のように案内しています。
- 総合大学または単科大学で、準学士号、学士号、博士号の取得を目的に在学している学生
- 上記と同等の高等教育課程を履修している学生
- 認定を受けた高等教育機関に在職している教職員
記事タイトルでは検索時に分かりやすいよう「学生版」としていますが、中学生や高校生を含むすべての学生を一律に対象とするプランではありません。
自分の学校や課程が対象になるか判断できない場合は、アプリ内で資格確認を進めるか、Apple公式サポートで確認してください。
登録前に用意しておきたいもの
- Apple Accountのメールアドレスまたは電話番号とパスワード
- Apple Accountに登録する有効な支払い方法
- 学校が発行した学生番号または教職員番号
- 学校が発行した現在利用可能なメールアドレス
認証方法によっては、所属機関のポータルへのサインイン、学校メールに届く確認コード、学生証、在学証明書、給与明細などの提出を求められることがあります。
月額・年額料金と1か月無料体験
| 項目 | 現在の内容 |
|---|---|
| 無料体験 | 新規登録者は1か月間無料 |
| 教育月額プラン | 月額480円 |
| 教育年額プラン | 年額4,800円 |
| 無料体験終了後 | 選択した月額または年額プランへ自動更新 |
1か月無料体験は新規登録者が対象です。すでにApple Creator Studioを利用している場合や、過去に利用したことがある場合は、画面に表示されるプランや無料体験の条件が異なる可能性があります。
無料体験だけで終了したい場合は、更新日を確認し、無料期間中にサブスクリプションを解約してください。
対象アプリと利用できる機能
Apple Creator Studioは、動画編集、音楽制作、画像編集、プレゼン資料作成などに使えるApple製アプリをまとめたサブスクリプションです。
| 用途 | 対象アプリ | 主な対応端末 |
|---|---|---|
| 動画編集 | Final Cut Pro | Mac、対応iPad |
| モーショングラフィックス | Motion | Mac |
| 動画の書き出し・変換 | Compressor | Mac |
| 音楽制作 | Logic Pro | Mac、対応iPad |
| ライブ演奏 | MainStage | Mac |
| 画像編集・デザイン | Pixelmator Pro | Mac、対応iPad |
| プレゼン・文書・表計算 | Keynote、Pages、Numbers | Mac、iPad、iPhoneなど |
| ホワイトボード | フリーボード | Mac、iPad、iPhoneなど |
Keynote、Pages、Numbers、フリーボード自体は無料
Keynote、Pages、Numbers、フリーボードは、Apple Creator Studioへ登録しなくても引き続き無料で利用できます。
サブスクリプションに登録すると、プレミアムテンプレート、ロイヤリティフリーの写真やグラフィックス、画像生成、図形生成、超解像、自動切り抜きなど、対象となる追加コンテンツやインテリジェンス機能を利用できます。
機能によって対応アプリ、対応端末、地域、言語、年齢条件、月ごとの利用上限が異なります。
Mac・iPad購入者向け3か月無料の条件
Appleは、対象となる新しいMacまたはiPadを購入した人向けに、Apple Creator Studioを3か月間無料で体験できるオファーを案内しています。
この3か月無料は、教育プランで新規登録する場合の1か月無料とは別のオファーです。
主な適用条件
- AppleまたはApple正規取扱店で購入した対象の新品MacまたはiPadであること
- 対象となるデバイスを新しくアクティベートすること
- 対象デバイスの初回アクティベーションから3か月以内に利用開始手続きを行うこと
- Apple Creator Studioへ現在登録していないこと
- 以前の登録終了から30日以内ではないこと
- 他のApple Creator Studio無料トライアルやオファーと併用しないこと
- 過去に同じ3か月無料オファーを利用していないこと
- 1つのApple Accountにつき1回であること
対象iPadの条件
公式規約では、対象iPadについて次の条件が示されています。
- 6GB以上のメモリを搭載していること
- A16、A17 Pro、またはMシリーズチップ以降を搭載していること
Macについては、AppleまたはApple正規取扱店で購入した対象の新品Macと案内されています。実際にオファーが表示されるかは、購入した端末とApple Accountの利用状況も含めて確認してください。
3か月無料終了後は通常プランの料金
3か月無料オファーの日本向け公式規約では、体験利用終了後は、選択したプランに応じて通常プランの月額1,780円または年額17,800円で自動更新されると記載されています。
3か月無料終了後に、自動的に学生・教職員向けの月額480円または年額4,800円へ移行するとは案内されていません。
学生・教職員向け教育プランを利用したい場合は、3か月無料を開始する前や終了前に、現在選択されているプランと切り替え方法をAppleへ確認してください。
学生・教職員資格の認証方法
新規登録時の基本的な流れは次のとおりです。
- App StoreからApple Creator Studioに含まれるアプリをダウンロードする
- Final Cut Pro、Logic Pro、Pixelmator Proなどの対象アプリを開く
- 画面の案内に従い「すべてのプランを表示」を選択する
- 「Education Monthly」または「Education Annual」を選択する
- 「利用資格を確認」を選択する
- 「Student」または「Educator」を選択する
- 画面の案内に従って学生または教職員の資格を確認する
- 認証後、無料体験を開始してApple Accountで登録する
Keynote、Pages、Numbersの場合は、プレミアムコンテンツや機能を利用しようとした際に、アプリ内から登録画面を開くこともできます。
資格は年1回再確認される
学生・教職員向けの料金を継続するには、年に1回、在学または在職状況の再確認が必要です。
Macでは「システム設定」からApple Accountの「メディアと購入」「サブスクリプション」を開き、Apple Creator Studioの「学生登録情報の確認」から手続きを進められます。
iPhoneまたはiPadでは「設定」「Apple Account」「サブスクリプション」「Apple Creator Studio」の順に開き、「学生登録情報の確認」から手続きを行います。
再確認しなかった場合
確認期間中に在学状況を再確認しなかった場合、Apple Creator Studioは通常のサブスクリプションへ自動更新されることがあります。
卒業、退学、退職などで対象資格を失った場合も、教育プランではなく通常プランへ移行します。通常料金へ切り替わる前に、更新予定と現在の登録内容を確認しておきましょう。
対応OS・対応端末と必要スペック
Apple Creator Studioは、すべてのアプリをすべてのApple端末で利用できるサービスではありません。アプリごとに対応OS、チップ、端末が異なります。
以下は2026年7月29日時点でApple公式サポートに掲載されている主な最小条件です。
| アプリ | Mac | iPad・iPhone等 |
|---|---|---|
| Final Cut Pro | macOS 15.6以降 | iPadOS 18.6以降。M1以降を搭載した対応iPad、iPad(A16)、iPad mini(A17 Pro)など |
| Logic Pro | macOS 15.6以降、Appleシリコン搭載Mac | iPadOS 26以降、A12 Bionic以降。一部機能はA17 Pro以降 |
| Pixelmator Pro | macOS 26以降 | iPadOS 26以降。M1以降を搭載した対応iPad、iPad(A16)、iPad mini(A17 Pro)など |
| Keynote・Pages・Numbers | macOS 15.6以降 | iPadOS 18またはiOS 18以降。一部プレミアム機能はOS 26以降 |
| フリーボード | macOS 26.4以降 | iPadOS 26.4、iOS 26.4、visionOS 26.4以降 |
| Motion | macOS 15.6以降 | iPad・iPhone版なし |
| Compressor | macOS 15.6以降。一部機能はAppleシリコン搭載Macが必要 | iPad・iPhone版なし |
| MainStage | macOS 15.6以降 | iPad・iPhone版なし |
OSの条件を満たしていても、一部の機能では新しいAppleシリコン、特定のiPadチップ、追加の空き容量、インターネット接続が必要になる場合があります。
AI・インテリジェンス機能の主な条件
画像生成、図形生成、発表者ノート生成、プレゼンテーション生成などの一部機能には、次のような端末条件があります。
- iOS 26以降を搭載したiPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max以降
- A17 Pro搭載iPad、またはM1以降を搭載したiPad Pro・iPad AirとiPadOS 26以降
- Appleシリコン搭載MacとmacOS 26以降
- iCloudを有効にしたApple Account
機能によって提供地域、対応言語、年齢制限、月ごとの利用上限が設定されています。Apple Intelligenceに対応していない端末ですべてのAI機能を利用できるわけではありません。
動画編集やデザイン向けのパソコン選びも確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
自動更新・解約・ファミリー共有の注意点
無料体験後は自動更新される
教育プランは、無料体験終了後に月額480円または年額4,800円で自動更新されます。
無料体験だけ利用したい場合は、Apple Accountのサブスクリプション管理画面で更新日を確認し、期間内に解約してください。
Mac、iPad、iPhoneから解約できる
MacではApp Storeまたは対象アプリの「サブスクリプションを管理」から、iPad・iPhoneでは「設定」「Apple Account」「サブスクリプション」から変更または解約できます。
有料期間中に解約した場合も、現在の請求期間が終了するまでは対象アプリや機能を利用できます。
教育プランではファミリー共有できない
一般向けのApple Creator Studioはファミリー共有に対応していますが、学生・教職員向け教育プランは個人利用に限られ、家族と共有できません。
家族と共有する目的で通常プランと教育プランを比較する場合は、料金だけでなく利用人数も確認してください。
解約後もファイル自体は残る
Final Cut Pro、Logic Pro、Pixelmator Proで作成したプロジェクトは端末上に残ります。ただし、プロジェクトを開いたり編集したりするには、サブスクリプションへの再登録または対応する買い切り版が必要です。
Keynote、Pages、Numbers、フリーボードの書類は解約後も開いて編集できますが、サブスクリプション限定機能を使った新しい編集はできなくなります。
単体買い切り版やAdobe Creative Cloudとの違い
Apple製アプリの買い切り版との違い
Apple Creator Studioは複数のアプリをまとめて利用するサブスクリプションです。一方、Mac用のFinal Cut Pro、Logic Pro、Pixelmator Pro、Motion、Compressor、MainStageは、App Storeで個別の買い切り版も購入できます。
| 比較項目 | Apple Creator Studio教育プラン | Mac用買い切り版 |
|---|---|---|
| 支払い方法 | 月額または年額 | アプリごとに1回購入 |
| 利用できるアプリ | 対象アプリをまとめて利用 | 購入したアプリだけ利用 |
| 学生認証 | 必要 | 個別アプリの通常購入では不要 |
| Keynote等のプレミアム機能 | 含まれる | 個別のクリエイティブアプリ購入には含まれない |
| 支払い終了後 | 対象アプリの利用権が終了 | 購入したバージョンを継続利用 |
Final Cut Proだけを長期間使いたい場合は買い切り版、Final Cut Pro、Logic Pro、Pixelmator Proなどを複数試したい場合はApple Creator Studioを比較しやすいでしょう。
Adobe Creative Cloudとの違い
Apple Creator StudioとAdobe Creative Cloudは、含まれるアプリの種類が大きく異なります。
| 比較項目 | Apple Creator Studio | Adobe Creative Cloud Pro |
|---|---|---|
| 主な動画編集 | Final Cut Pro | Premiere |
| 主な画像編集 | Pixelmator Pro | Photoshop |
| グラフィック制作 | Pixelmator Pro、Keynote等 | Illustrator、Photoshop等 |
| 音楽・音声 | Logic Pro、MainStage | Audition等 |
| PDF編集 | 専用のAcrobat相当アプリは含まれない | Acrobat Proが含まれる |
| 主な利用環境 | Mac、iPad、iPhoneを中心としたApple環境 | アプリによりMac、Windows、モバイル等 |
Final Cut ProやLogic Proを使いたい場合はApple Creator Studio、Photoshop、Illustrator、Premiere、Acrobat Proなどを授業や仕事で使う場合はAdobe Creative Cloudを比較候補にしやすくなります。
Adobeの料金や認証方法はAppleとは異なり、キャンペーンによっても変わります。現在のAdobe学割については、以下の記事で確認してください。
Adobe Creative Cloud Pro学割の価格・申請方法を確認する
Apple製品の学割と一緒に確認したいこと
MacやiPad本体を購入する場合は、Apple Storeの学生・教職員向け価格や期間限定キャンペーンも確認しておきましょう。
ただし、パソコン本体の学割キャンペーンとApple Creator Studioの教育プラン、対象端末購入者向け3か月無料は、それぞれ適用条件が異なります。
よくある質問
Apple Creator Studioは大学生なら利用できますか?
対象条件を満たし、在学状況を認証できる大学生は利用できます。Apple公式では、準学士号、学士号、博士号の取得を目的として大学等に在学する学生や、同等の高等教育課程を履修する学生を対象としています。
高校生も月額480円で利用できますか?
Apple Creator Studioの教育サブスクリプションについて、Apple公式サポートが示している対象は高等教育機関の学生・教職員です。高校生がこの教育プランの対象になるとは公式の対象条件に記載されていません。
Appleでは、教育プランの対象外となる学生や教職員向けに、Final Cut Pro、Motion、Compressor、Logic Pro、MainStageの買い切り版をまとめた学生・教職員向けPro Apps Bundleも案内しています。
1か月無料と3か月無料を両方利用できますか?
3か月無料オファーの規約では、Apple Creator Studioを対象とする他の無料トライアルやオファーと組み合わせて利用できないと案内されています。両方を連続して利用できるとは考えず、登録画面に表示される条件を確認してください。
3か月無料終了後も月額480円になりますか?
自動的に教育価格へ移行するとは案内されていません。3か月無料の公式規約では、体験終了後は通常プランの月額1,780円または年額17,800円で自動更新されると記載されています。
教育プランを家族と共有できますか?
できません。学生・教職員向け教育プランは個人での利用に限られ、ファミリー共有には対応していません。
卒業後も月額480円で利用できますか?
学生資格を失った後は教育価格を継続できません。年1回の資格再確認で在学状況を確認できない場合や、すでに学生ではない場合は、通常のApple Creator Studioプランへ自動更新されます。
KeynoteやPagesはサブスクリプションなしでは使えなくなりますか?
Keynote、Pages、Numbers、フリーボードの基本機能は引き続き無料で利用できます。Apple Creator Studioへ登録すると、追加のプレミアムコンテンツやインテリジェンス機能を利用できる仕組みです。
iPhoneだけですべてのアプリを利用できますか?
できません。Final Cut ProやLogic Proの編集アプリはMacまたは対応iPad向けで、Motion、Compressor、MainStageはMac向けです。iPhoneではKeynote、Pages、Numbers、フリーボードなどの対応機能を利用できます。
まとめ
Apple Creator Studioの学生・教職員向け教育プランは、新規登録者が1か月無料で体験でき、無料体験後は月額480円または年額4,800円で利用できます。
Final Cut Pro、Logic Pro、Pixelmator Proをはじめ、動画編集、音楽制作、画像編集、プレゼン資料作成に使える複数のApple製アプリやプレミアム機能が含まれています。
一方で、利用できるのは対象となる高等教育機関の学生・教職員であり、登録時と年1回の資格認証が必要です。教育プランではファミリー共有も利用できません。
対象Mac・iPad購入者向け3か月無料は、通常の1か月無料とは別のオファーです。対象端末、利用歴、登録期限、自動更新後の通常料金を確認してから利用しましょう。
料金だけでなく、使いたいアプリ、所有している端末、対応OS、卒業後の利用予定まで含めて、月額プラン、年額プラン、買い切り版、Adobe Creative Cloudを比較することが大切です。
公式情報
- Apple Creator Studio 学生・教職員向け公式ページ
- Apple Creator Studio公式ページ
- 大学生または教職員向けサブスクリプションの登録方法
- Apple Creator Studioの対応アプリ・システム条件
- 対象Mac・iPad購入者向け3か月無料オファー規約
最終公式確認日:2026年7月29日






