大学入学は、多くの学生にとって自分専用のパソコンを持つ初めての機会となります。総務省の調査によると、2024年には大学生の約8割がパソコンを所持していることが分かっています。既にパソコンを持っている学生でも、大学生活でそのパソコンが十分な性能を持っているか不安に思う方が多いでしょう。 大学生活でのパソコンの用途 大学生がパソコンをどのような用途に使用するかによって、必要なスペックが決まります。大学…
4GBと8GBのメモリの違い – 大学生おすすめノートパソコン
- 公開日:2024/11/26
- 最終更新日:
- メモリ
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パソコン購入時の重要な選択肢の一つがメモリ(RAM)の容量です。4GBと8GBの違いは、どのようなパフォーマンスを期待できるか、またどのくらいのマルチタスクが可能かという点に大きく影響します。
4GBのメモリ
基本的な用途: 4GBのメモリは、基本的なウェブブラウジング、メールのチェック、文書作成のような軽い作業には十分です。
制限: ただし、複数のタブを開いたり、軽量なアプリケーションを同時に使用すると、速度が低下したり、システムが遅く感じられることがあります。最新のソフトウェアやゲームはこれでは十分なパフォーマンスを発揮できない場合があります。
8GBのメモリ
一般的な用途: 8GBは現在の標準的な容量で、より多くのタスクを同時にこなすことができます。ウェブブラウジングで複数のタブを開く、軽量から中程度のソフトウェアを同時に実行する、軽いゲームをプレイするなど、日常的な作業を快適に行うことができます。
パフォーマンス: メモリが2倍になることで、システムの応答性が向上し、アプリケーションの切り替えやバックグラウンドでの作業がスムーズになります。フォトエディタやビデオ編集ソフトのような比較的軽いクリエイティブ作業にも対応可能です。
主な違い
- マルチタスク能力: 8GBは4GBに比べて同時に実行できるプログラムの数や、ブラウザのタブの数が増えるため、マルチタスクが格段に快適になります。
- アプリケーションのパフォーマンス: 特にメモリ消費の多いアプリケーション(プログラミングのIDE、3Dモデリングソフトなど)では、8GBの方がはるかに効率的です。
- 将来への対応: ソフトウェアやOSの更新に伴い、必要とされるメモリ量が増える傾向にあるため、8GBは今後数年間、より長持ちする選択肢です。
要するに、4GBのメモリは基本的な作業(ウェブブラウジングや文書作成など)に十分ですが、8GBならゲームや動画編集といった重い作業や、複数のアプリを同時に使うこともスムーズにこなせます。