Rhinoの教育版は、学生や教員などの購入資格を満たす人が、商用版価格との比較で最大80%OFFで購入できるライセンスです。教育版でも商用版と同じ機能を利用でき、ウォーターマークや機能制限はなく、ライセンスにも有効期限がありません。
ただし、「学生なら誰でも一律80%OFF」ではありません。日本で個人購入する学生には、対象教育機関の1年以上の課程へ現在在籍していること、購入申請書と証明書を提出することなどの条件があります。日本円の販売価格は購入先や購入種別によって確認が必要です。
2026年8月1日時点では、Rhino日本語公式サイトで教育版の案内が公開されています。終了日の定めがない常設制度ですが、価格、対象製品、申請方法は変更される可能性があるため、購入前に日本向け公式案内を再確認してください。
この記事で分かること
- Rhino教育版の「最大80%OFF」が何との比較なのか
- 商用版との機能差、ウォーターマーク、有効期限、商用利用の扱い
- 日本で学生が購入するための資格と必要書類
- 一人生涯1ライセンス、共有・譲渡・売買に関する制限
- 卒業後の利用とアップグレード時の扱い
Rhino教育版の基本情報
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 割引 | 商用版価格との比較で最大80%OFF |
| 日本円価格 | 本記事では未掲載。購入時に日本向け販売ページまたは正規販売店で確認 |
| 主な対象 | 学生、教員、職員、教育機関 |
| ソフトの機能 | 商用版と同じ機能 |
| ウォーターマーク | なし |
| 機能制限 | なし |
| ライセンス期限 | 有効期限なし |
| 商用利用 | 可能 |
| 個人新規購入数 | 日本向け規定では一人生涯1ライセンス |
| 必要書類 | 購入申請書と、学生証の写しまたは在学証明書など |
| 共有・譲渡・売買 | 不可 |
Rhino教育版とは
Rhino教育版は、対象となる学生、教員、職員、教育機関へ提供される教育向けライセンスです。単一ユーザー教育版は、購入申請者本人が使用する1ユーザーライセンスです。
教育機関向けには、単一ユーザーライセンスのほか、教室や研究室で利用するラボラトリーライセンスも案内されています。個人購入と教育機関による購入では、対象、購入可能数、提出書類が異なるため、同じ条件として扱わないようにしてください。
最大80%OFFの意味
Rhino公式サイトの「最大80%OFF」は、商用版のRhinoライセンス価格との比較です。「最大」と明記されているため、すべての製品、購入種別、販売店で必ず80%引きになるという意味ではありません。
本記事では、海外向け購入ページに表示される米ドル価格を日本向け価格として使用していません。実際の日本円価格と割引率は、日本向け購入フォームや正規販売店で、対象製品と購入種別を指定して確認してください。
商用版と教育版の機能差
Rhino公式では、教育版は商用版と同じ内容のソフトウェアと案内されています。教育版だから一部のモデリング機能や保存機能が使えない、という機能制限はありません。
ウォーターマークと機能制限
教育版にはウォーターマークがなく、商用版と比べた機能制限もありません。授業や課題だけでなく、購入者本人が条件を守って使用する限り、商業活動にも利用できます。
ライセンスの有効期限
教育版ライセンスには有効期限がありません。サブスクリプションのように毎年利用権を更新する仕組みではなく、メンテナンス料やサポート費用もかからないと公式に案内されています。
ただし、有効期限がないことと、将来のOSや新しいメジャーバージョンへの対応は別です。購入したバージョンを使用するPCが公式動作環境を満たすかは、その都度確認してください。
商用利用が可能な条件
Rhino教育版は商業活動にも使用できます。学生時代に制作したデータをポートフォリオへ利用する場合や、購入者本人が制作業務へ使用する場合も、教育版であることだけを理由に商用利用が禁止されるわけではありません。
一方で、教育版ライセンスは購入申請者本人のみが使用できます。他人との共有、他人による使用、他の個人・団体への譲渡、売買はできません。商用利用が可能であることと、ライセンスを自由に譲渡できることは別の条件です。
日本で購入できる学生の条件
日本向けの教育版購入規定では、個人購入の対象となる学生を、対象教育機関の修業期間1年以上の課程に現在在籍している人としています。大学生、大学院生、専門学校生であっても、学校や課程が規定上の対象に該当するかを購入前に確認してください。
Rhinoのグローバルな証明書案内には、国や地域によって必要書類が異なる場合があると記載されています。日本で購入する場合は、AppliCraftが公開している日本向け購入規定と購入先の案内を優先するのが安全です。
対象となる教育機関
日本向け規定では、主に次の教育関連機関が対象として挙げられています。
- 学校教育法で定められた学校および学校法人
- 職業能力開発促進法で定められた公共職業能力開発施設
- 法令に定められた教育委員会、教育センター、教育研究所、図書館、博物館、公民館などの教育機関
- 国または地方自治体が設立した大学校
学校名だけで判断せず、在籍する課程の修業期間や、購入申請時点で在籍中であることも確認してください。
必要な学生証・在学証明書
学生が日本で個人購入する場合は、所定の教育版購入申請書に加えて、次のいずれかの証明書が必要です。
- 有効期限が記載された学生証の写し
- 教育関連機関が発行した在学証明書
学生メールアドレスだけで購入資格を証明できるとは案内されていません。学生証に有効期限の記載がない場合や、提出書類に不明点がある場合は、購入前に販売店へ確認してください。
購入申請書と申込方法
- AppliCraftの日本向け購入規定で、自分の学校・課程・在籍状況が対象か確認する
- 所定の教育版購入申請書を準備する
- 有効期限付き学生証の写し、または在学証明書を準備する
- 日本向け個人購入フォームまたは正規販売店から申し込む
- 販売店の案内に従い、資格確認と購入手続きを完了する
支払方法、追加書類、申請からライセンス発行までの日数は購入先によって異なる可能性があります。本記事では未確認のため、具体的な日数や方法を断定していません。
一人生涯1ライセンスの制限
日本向け規定では、教育版ライセンスの個人新規購入は一人生涯1ライセンスです。学年が変わるたび、進学するたびに新規ライセンスを買い直せる制度ではありません。
教育版アップグレードライセンスは別扱いです。旧ライセンスを所有し、申請時点で学生または教員の購入資格を満たしていることが必要です。
共有・譲渡・売買ができない注意点
教育版ライセンスは、購入申請者本人だけが使用できます。家族、友人、研究室の別メンバー、勤務先などと共有することはできません。また、不要になったライセンスを他の学生へ譲ることや、中古ライセンスとして売ることも禁止されています。
教育機関が購入した教育版やラボラトリーライセンスも、規定外の個人・団体へ譲渡・売買することはできません。
卒業後も使えるか
Rhino教育版には有効期限がないため、卒業したことだけを理由に、所有している教育版ライセンスの期限が切れるとは案内されていません。卒業後も、共有・譲渡・売買禁止などの教育版ライセンス条件を守って使用する必要があります。
ただし、卒業後に新しいメジャーバージョンへアップグレードする場合は、申請時点の購入資格によって価格区分が変わります。教育版の購入資格がなくなった後は、商用版価格でのアップグレードが案内されています。
アップグレード時の扱い
- 教育版の購入資格を引き続き満たす場合:教育版価格でアップグレード可能
- 購入資格を失った場合:商用版価格でアップグレード可能
- 商用版アップグレードを購入した場合:ライセンスは商用版になり、再販・譲渡が可能
将来のアップグレード価格は地域や時期によって変わるため、本記事では固定していません。アップグレードが必要になった時点で、公式購入ページまたは正規販売店を確認してください。
大学生が購入前に確認するPC環境
教育版と商用版は同じソフトウェアのため、使用するRhinoのバージョンに対応した公式動作環境を購入前に確認してください。大学や授業で指定されているOS、プラグイン、周辺ソフトの要件も併せて確認する必要があります。
Rhino以外のCAD・BIM・レンダリングソフトも授業で併用する場合は、Rhino単体の要件だけでPCを決めず、学校指定ソフト全体の要件を確認してください。詳しくは建築学科のノートPC選び|CAD・BIM別のGPU・メモリ・重量基準も参考にしてください。
他の学生向けCAD・BIM制度とも比較する
学生向けソフトには、買い切り型、無料利用型、一定期間ごとに資格を更新する型などがあります。価格だけでなく、商用利用、機能制限、透かし、更新条件、卒業後の扱いを比較してください。
- Autodesk学生版は1年間無料|対象ソフト・利用資格・更新方法を解説
- BricsCAD学生版は12か月無料|対象製品・申請・毎年の更新条件
- Archicad学生版は1年間無料|対象者・申請・更新・透かしの注意点
よくある質問
Rhino教育版は無料ですか?
無料ではありません。公式には、商用版価格との比較で最大80%OFFの教育向けライセンスとして案内されています。日本円価格は購入先で確認してください。
学生なら必ず80%OFFになりますか?
必ず一律80%OFFになるとは限りません。「最大80%OFF」という案内のため、対象製品、購入種別、販売店によって実際の価格や割引率を確認する必要があります。
教育版には透かしや保存制限がありますか?
公式では、ウォーターマークや商用版との機能制限はないと案内されています。
教育版を仕事に使えますか?
はい。Rhino公式では商業活動にも使用できると案内されています。ただし、購入者本人のみが使用でき、共有・譲渡・売買はできません。
卒業すると使えなくなりますか?
教育版ライセンスには有効期限がありません。卒業後のアップグレードは、教育版の購入資格がなければ商用版価格になります。
学生証だけで申し込めますか?
日本向け規定では、有効期限が記載された学生証の写し、または教育機関発行の在学証明書に加えて、所定の購入申請書が必要です。
友人へ譲渡できますか?
できません。教育版は他のユーザーとの共有、他人による使用、譲渡、売買が禁止されています。
まとめ
Rhino教育版は、購入資格を満たす学生や教員が、商用版価格との比較で最大80%OFFで購入できる制度です。商用版と同じ機能を利用でき、ウォーターマークや機能制限がなく、ライセンスに有効期限がない点が大きな特徴です。商用利用も可能です。
一方、日本で学生が個人購入するには、対象教育機関の1年以上の課程へ現在在籍していること、購入申請書と証明書を提出すること、一人生涯1ライセンスの制限を守ることが必要です。日本円価格は推測せず、購入時に日本向け公式案内または正規販売店で確認してください。
公式情報
公式情報確認日:2026年8月1日







