BricsCADには、学生・教職員・教育機関向けのアカデミックライセンスがあります。2026年7月29日時点のBricsys日本語公式ヘルプでは、対象者がBricsCADソフトウェアを12か月間無料で利用でき、学生は現在有効な学生IDを使って毎年更新できると案内されています。
日本語公式ヘルプから案内される現行の学生・学校向け公式ページでは、学生が受け取る内容をBricsCAD Ultimateのシングルユーザーライセンスと具体的に説明しています。Ultimateには、2D作図、3Dモデリング、BIM、Mechanical Designを含むBricsCADの全機能が含まれます。
この記事では、学生向け申請ページに明記された実際の付与ライセンス名を優先し、BricsCAD Ultimateを1年間無料で利用できる学生向け制度として整理します。
確認日:2026年7月29日。アカデミック制度に終了日は示されていませんが、提供製品、申請条件、対応環境は変更される可能性があります。申請前には必ず公式ページの最新表示を確認してください。
この記事で分かること
- BricsCADアカデミックライセンスの対象者
- 学生が1年間無料で利用できる製品と機能
- 有効な学生証を使った申請の流れ
- 12か月後の更新条件と注意点
- Windows・macOS・Linuxの対応状況
- BricsCAD用ノートPCを選ぶときの目安
- 利用台数、商用利用、卒業後に確認すべきこと
BricsCAD学生版の基本情報
| 制度名 | BricsCAD アカデミックライセンス |
|---|---|
| この記事で扱う対象 | Bricsys公式の対象となる学生 |
| 学生向けの提供製品 | BricsCAD Ultimateのシングルユーザーライセンス |
| 含まれる主な機能 | 2D作図、3Dモデリング、BIM、Mechanical Designを含むBricsCADの全機能 |
| 利用期間 | 発行されたライセンスごとに1年間(12か月) |
| 学生の確認書類 | 有効な学生証の写真 |
| 更新 | 現在有効な学生IDで毎年更新可能と公式ヘルプに記載 |
| 申請方法 | 公式サイトからオンライン登録 |
| 対応OS | Windows、macOS、Linux。対応バージョンは最新版のシステム要件を確認 |
| 制度全体の終了日 | 公式ページでは明示されていない |
BricsCADアカデミックライセンスとは
BricsCADアカデミックライセンスは、Bricsysが学生、教職員、講師、教育機関へ提供している教育向けライセンスです。一般向けの商用ライセンスを購入する制度とは分けて案内されています。
公式ヘルプでは「すべてのBricsCADソフトウェアを12か月間無料」と案内されています。一方、その公式ヘルプから接続される学生向け申請ページでは、学生への提供内容を「BricsCAD Ultimateのシングルユーザーライセンス」と具体的に記載しています。
BricsCAD Ultimateには、2D作図、3Dモデリング、BIM、Mechanical Designを含むBricsCADの全機能が含まれます。本記事では、一般的な5つの製品レベルを学生が個別に選択できるとは扱わず、学生向け公式ページに明記されたUltimateを無料対象製品として案内します。
「12か月間無料」は、アカデミック制度全体が12か月で終了するという意味ではありません。申請後に発行される個別ライセンスの利用期間が12か月であり、学生は資格を証明できれば毎年更新できると案内されています。
12か月無料で利用できる対象者
学生
学生向け公式ページでは、申請ページへ情報を入力し、有効な学生証の写真をアップロードする流れが案内されています。Bricsysによる資格確認後、BricsCAD Ultimateを1年間利用できるアカデミックライセンスキーが送られる手順です。
日本国内のすべての大学、専門学校、学科が無条件で対象になるとは公式ページで確認できませんでした。学校区分や在籍状況が対象になるか不明な場合は、申請画面の条件またはBricsCADサポートで確認してください。
教職員・講師・教育機関
教職員、講師、学校も1年間無料のアカデミックライセンスへ登録できると公式ページで案内されています。
ただし、教職員や教育機関へ付与される正確な製品レベル、ライセンスモード、利用台数は、今回確認した公開ページだけでは確定できませんでした。学生個人向けのUltimateシングルユーザーライセンスを学校向け契約へ一律に当てはめず、学校向け登録画面と実際に発行される契約内容を確認してください。
無料対象となるBricsCAD製品
現在の学生向け公式ページでは、学生へ提供される製品としてBricsCAD Ultimateのシングルユーザーライセンスが明記されています。
Ultimateには、次の機能が含まれます。
- 2D作図
- 3Dモデリング
- BIM
- Mechanical Design
BricsCADには一般的な製品構成としてLite、Pro、BIM、Mechanical、Ultimateの5つのライセンスレベルがあります。ただし、学生がこの5レベルから任意の製品を選択できるとは、現在の学生向け公式ページに記載されていません。
そのため、この記事では無料対象をBricsCAD Ultimateとして案内します。実際に発行される製品名とライセンス条件は、申請画面、承認メール、Bricsysアカウントのライセンス管理画面を優先してください。
Lite・Pro・BIM・Mechanical・Ultimateの違い
| ライセンスレベル | 公式ページで示される主な位置づけ |
|---|---|
| BricsCAD Lite | 基本的な2D CAD |
| BricsCAD Pro | 2D・3D CAD |
| BricsCAD BIM | 建築モデル作成と図書化のための2D・3D CAD |
| BricsCAD Mechanical | 製造工程の図書化に向けた2D・3D機械CAD |
| BricsCAD Ultimate | 2D・3D CAD、BIM、Mechanicalなどを統合した上位構成 |
上の5種類は、BricsCAD全体の一般的な製品レベルです。学生向けの現行申請ページではUltimateの提供が明記されているため、学生が個別の製品レベルを選択する制度とは区別してください。
授業で2D製図だけを行う場合と、BIMや機械設計まで行う場合では、実際に使う機能とパソコン性能が変わります。Ultimateを利用できる場合でも、授業で使う機能と大学指定ソフトを先に確認してください。
学生版の申請に必要な情報
現行の学生向け公式ページで確認できる学生の証明方法は、有効な学生証の写真のアップロードです。氏名、学校名、在籍期間など、申請画面で追加情報を求められる可能性があります。
学生証以外の在学証明書が使えるか、画像の形式や有効期限に細かな条件があるかは、公開ページだけでは確認できませんでした。実際の申請画面に表示される条件を優先してください。
学生として登録する手順
- BricsCADの学生・学校向け公式ページを開く
- 学生向けの登録ページへ進み、必要事項を入力する
- 有効な学生証の写真をアップロードする
- BricsCAD Ultimateの30日間無料体験版をダウンロードしてインストールする
- Bricsysによる資格情報の確認を待つ
- 送付された1年間のアカデミックライセンスキーを使って有効化する
公式ページには審査に必要な日数は明記されていません。授業開始直前ではなく、利用予定が決まった段階で余裕を持って申請するのが安全です。
12か月の利用期間と毎年の更新
学生向けライセンスは1年間です。公式学生ページでは、12か月の終了が近づくとメールで案内すると説明されています。
日本語公式ヘルプには、学生は現在有効な学生IDで毎年更新できると記載されています。自動更新や無条件更新とは書かれていないため、更新時にも在籍資格の確認が必要になる前提で準備してください。
- 12か月は個別ライセンスの利用期間
- 制度全体の終了日ではない
- 更新時は現在有効な学生IDが必要
- 期限切れの学生証で更新できるとは確認できない
- 更新手続きの開始時期は届く案内とアカウント画面を確認する
Windows・macOS・Linuxへの対応
2026年7月29日時点の公式システム要件では、BricsCADはWindows、Linux、macOSに対応しています。掲載されている主な対象は次のとおりです。
- Windows 10・Windows 11の64bit環境
- サポート対象のUbuntu、openSUSE、Fedora環境
- macOS 12 Monterey以降
Windows 10はBricsCADの要件ページに掲載されていますが、Microsoftのサポート終了も同じページで注意されています。新しくパソコンを購入する場合は、大学指定環境とBricsCAD最新版の要件を確認したうえで、セキュリティサポートが続くOSを選んでください。
BricsCAD用ノートPCに必要なスペック
公式システム要件では、最小CPUとしてIntel Core i5またはAMD Ryzen 5、最小メモリとして8GB、推奨メモリとして16GBが案内されています。ストレージはSSDが推奨され、3D表示や大きなモデルを扱う場合はGPU性能も重要です。
| 項目 | 公式要件の概要 | 学生が選ぶときの考え方 |
|---|---|---|
| CPU | 最小:Core i5 / Ryzen 5、推奨:Core Ultra 7・9 / Ryzen 7・9 | 2D中心か、BIM・機械設計・大規模モデルまで使うかで決める |
| メモリ | 最小8GB、推奨16GB | BIM、3D、Adobeソフト併用では32GBも検討する |
| ストレージ | SSDを推奨 | 授業データや卒業制作を保存するなら512GB以上、用途により1TBも候補 |
| GPU | フルHDでは1GB VRAMが最小目安、推奨環境では8GB VRAMのGPUを案内 | 2Dだけなら過剰性能を避け、BIM・点群・大規模3Dでは専用GPUを検討する |
最小要件は快適性を保証する数値ではありません。大学で使うBricsCADのバージョン、授業で扱うモデル規模、同時に使うAdobeソフトやレンダリングソフトまで確認して選びましょう。
シングルユーザー・ネットワークライセンスとの違い
現在の学生向け公式ページは、学生向けにBricsCAD Ultimateのシングルユーザーライセンスを提供すると案内しています。日本語公式ヘルプの一般説明では、シングルユーザーライセンスは、1台のコンピューター上に1つのOS用のBricsCADをインストールして使用する方式です。
ネットワークライセンスは、同じLAN上で複数ユーザーがライセンス数の範囲内で利用する方式です。
教職員や教育機関へ付与される正確なライセンスモードは今回の公開資料では確認できないため、学生個人向けの1台条件を学校向け契約へ一律に当てはめないでください。
利用できるパソコン台数を確認する方法
学生が現在の公式学生ページから取得するライセンスは、シングルユーザーライセンスとして案内されています。
ただし、発行されたキーの有効化条件、端末変更の手順、オフライン認証の制限は契約と認証方法によって変わる場合があります。利用前には、Bricsysアカウントのライセンス管理画面と発行メールに記載された条件を確認してください。
別のパソコンへ移す場合は、旧端末でのアクティベート解除が必要になる可能性があります。実際の移行手順は、使用中のライセンスとアクティベーション方式に対応する公式ヘルプを確認してください。
教育利用・商用利用に関する注意点
今回確認した学生・学校向けページと日本語ライセンスヘルプだけでは、アカデミックライセンスを有償の受託業務、商用案件、企業での業務へ利用できるかを確認できませんでした。
授業、研究、自主学習以外で利用する場合は、現行のエンドユーザー使用許諾契約、アカデミックライセンス条件、またはBricsCADサポートで事前に確認してください。確認できないまま「商用利用できる」と判断しないことが重要です。
卒業後に利用を続ける場合
毎年の更新には現在有効な学生IDが必要と案内されているため、卒業後も学生向けライセンスを同じ条件で更新できるとは考えない方が安全です。
卒業後の専用割引や移行プランは、今回確認した公式ページでは確認できませんでした。継続利用する場合は、ライセンス期限前にBricsCADの永久ライセンス、サブスクリプション、その他の最新プランを公式ストアで確認してください。
Autodesk・Vectorworks・Archicad学生版との違い
学生向けCAD・BIMライセンスは、製品ごとに対象者、利用期間、証明方法、更新方法、利用制限が異なります。BricsCADでは、現在の学生向けページにBricsCAD Ultimateの1年間ライセンスと、有効な学生証のアップロードが示されています。
他社制度と比較するときは、無料かどうかだけでなく、次の項目を同じ時点の公式情報で確認してください。
- 授業で指定されているソフトとファイル形式
- 対象となる学校、学生、教職員の条件
- 利用できる製品と機能
- ライセンス期間と更新に必要な証明
- 教育利用、研究利用、商用利用の制限
- Windows・macOSへの対応
- 卒業後の継続方法
よくある質問
BricsCADの学生版は本当に無料ですか?
対象となる学生は、現在の公式案内に基づきBricsCAD Ultimateのシングルユーザーライセンスを1年間無料で利用できます。オンライン申請と学生資格の確認が必要です。
日本語公式ヘルプの「すべてのBricsCADソフトウェア」とは何ですか?
日本語公式ヘルプでは、アカデミック対象者がすべてのBricsCADソフトウェアへアクセスできると案内されています。リンク先の現行学生向け公式ページでは、学生へ付与される製品をBricsCAD Ultimateとし、2D作図、3Dモデリング、BIM、Mechanical Designを含む全機能を利用できると具体的に説明しています。
Lite・Pro・BIM・Mechanicalから好きな製品を選べますか?
学生が5つのライセンスレベルから任意に選択できるとは、現行の学生向け公式ページに記載されていません。学生向けに明記されている付与製品はBricsCAD Ultimateです。
無料で使えるのは12か月だけですか?
発行される1回分のライセンス期間は12か月です。学生は現在有効な学生IDで毎年更新できると公式ヘルプに記載されています。
更新は自動ですか?
自動更新とは案内されていません。12か月の終了前にメールが届くとされていますが、更新には現在有効な学生IDによる資格確認が必要です。
申請には何が必要ですか?
学生向け公式ページでは、有効な学生証の写真をアップロードする手順が案内されています。その他の入力項目は申請画面で確認してください。
審査には何日かかりますか?
今回確認した公式ページには、審査日数の明記がありません。授業で必要になる前に余裕を持って申請してください。
MacやLinuxでも使えますか?
BricsCADはWindows、macOS、Linuxへ対応しています。ただし、対応するOSバージョンやハードウェア要件はBricsCADのバージョンによって変わるため、最新版の公式システム要件を確認してください。
学生版を仕事や受託案件で使えますか?
今回確認したページだけでは商用利用の可否を確定できません。現行のライセンス規約またはBricsCADサポートで確認してから利用してください。
卒業後も無料で更新できますか?
更新には現在有効な学生IDが必要と案内されています。卒業後の無料更新や移行割引は確認できないため、期限前に一般向けライセンスの最新条件を確認してください。
まとめ
BricsCADのアカデミックライセンスは、対象となる学生、教職員、講師、教育機関が利用できる教育向け制度です。
現在の学生向け公式ページでは、学生がBricsCAD Ultimateのシングルユーザーライセンスを1年間無料で利用できると案内されています。Ultimateには2D作図、3Dモデリング、BIM、Mechanical Designを含むBricsCADの全機能が含まれます。
申請では有効な学生証の写真を提出し、Bricsysによる資格確認を受けます。12か月は制度全体の終了日ではなく、発行されたライセンスの利用期間です。学生は現在有効な学生IDで毎年更新できるとされていますが、自動更新ではありません。
教職員や教育機関も1年間無料の対象として案内されていますが、付与される正確な製品やライセンス方式は、学校向け申請画面と発行される契約内容を確認してください。







