Notionには、対象となる高等教育機関の学生・教職員が、個人用のプラスプランを無料で利用できる学割制度があります。
ただし、大学生なら誰でも無条件で利用できるわけではありません。対象となる教育機関、学校発行のメールアドレス、ワークスペースのメンバー数など、いくつかの条件があります。
特に注意したいのは、学生証や在学証明書では認証できないことです。Notionアカウントへ有効な教育機関メールを関連付けたうえで、デスクトップ版またはWeb版から手続きを進める必要があります。
この記事の情報は2026年7月29日にNotion公式ページで確認しています。プラン内容や認証条件は変更される可能性があるため、申請前に公式ページも確認してください。
Notion学生プランの結論
Notionの個人向け学割では、条件を満たす学生・教職員がプラスプランを無料で利用できます。
- 対象はWHEDに承認・掲載された高等教育機関の学生・教職員
- 有効な教育機関発行メールアドレスが必要
- 学生証や在学証明書による認証は不可
- 個人用ワークスペースのメンバーは本人1名のみ
- 最大100名のゲストを招待可能
- 申請時はフリープランであることが必要
- アップグレードはデスクトップ版またはWeb版から行う
この記事で分かること
- Notionの学生・教職員向け無料プラスプランの内容
- 学割を利用できる学校と対象者の条件
- 大学や教育機関のメールアドレスが必要な理由
- 学生証や在学証明書を認証に使えるか
- 無料の学割プランを入手する手順
- 学割プランが表示されない場合の確認順
- 個人向け学割と学生団体向けプランの違い
- Notion AIについて確認できる範囲
Notion学生プランの早見表
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象プラン | 個人の学生・教職員向け無料プラスプラン |
| 利用料金 | 対象者は無料 |
| 対象者 | WHEDに承認・掲載された高等教育機関の学生・教職員 |
| 認証方法 | 有効な教育機関発行メールアドレス |
| 学生証による認証 | 不可 |
| 個人メール | gmail.comなどの個人メールだけでは対象外 |
| ワークスペースのメンバー | 本人1名のみ |
| ゲスト | 最大100名まで招待可能 |
| 申請時のプラン | フリープラン |
| 申請できる環境 | デスクトップ版またはWeb版 |
| 共通の終了日 | 公式ページでは確認できない |
| 公式確認日 | 2026年7月29日 |
Notionの学生・教職員向け無料プラスプランとは
Notionは、ノート、タスク、データベース、資料などを一つのワークスペースで管理できるサービスです。
教育向けには、個人の学生・教職員を対象とした無料のプラスプランと、認定された学生団体を対象とした無料プラスプランがあります。
この記事で扱うのは、メンバー本人1名で利用する個人向け学割プラスプランです。学生団体向けプランとは、対象条件、申請方法、利用条件が異なります。
無料で利用できる主な機能
個人向け学割の対象者は、プラスプランの対象機能を無料で利用できます。
Notion公式の教育向けヘルプで案内されている主な内容は、次のとおりです。
- ページとブロックの無制限利用
- ファイルの無制限アップロード
- 過去30日間のページ更新履歴
- 最大100名のゲスト招待
- サイトのカスタマイズや公開に関する追加機能
プラスプランの具体的な機能は変更される可能性があります。利用開始時には、Notion公式ページの最新表示も確認してください。
ページとブロックを無制限に利用できる
Notionでは、文章、見出し、画像、チェックリスト、表、データベースなど、ページ内へ配置する要素を「ブロック」と呼びます。
個人向け学割プラスプランでは、ページとブロックを無制限に利用できます。授業ノート、課題一覧、試験日程、就職活動の記録などを、一つのワークスペースへ整理できます。
ファイルを無制限にアップロードできる
学割プラスプランでは、ファイルのアップロードも無制限と案内されています。
講義資料、画像、PDF、レポートの参考資料などをNotionのページへまとめたい学生に役立つ機能です。具体的なファイル仕様については、利用時の公式案内を確認してください。
過去30日間のページ更新履歴を利用できる
ページを誤って編集した場合などに、過去30日間の更新履歴へアクセスできます。
卒論、レポート、共同作業用ページなど、編集内容を戻す可能性がある資料を管理するときに便利です。更新履歴があることだけを前提にせず、大切な提出物はパソコンやクラウドストレージにもバックアップしておきましょう。
最大100名のゲストを招待できる
個人向け学割ワークスペースでは、最大100名のゲストを招待できます。
ここでいうゲストは、ワークスペース全体へ参加するメンバーとは異なり、共有された特定のページへアクセスする利用者です。
個人向け学割で追加できるメンバーが100名という意味ではありません。ワークスペースのメンバーは、学割を利用する本人1名に限定されます。
Notion学割を利用できる対象者
個人向け学割プラスプランを利用するには、次の条件を満たす必要があります。
- 認定された高等教育機関の学生または教職員である
- 所属する教育機関がWHEDに承認・掲載されている
- 有効な教育機関発行メールアドレスを持っている
- Notionアカウントへ教育機関メールを関連付けている
- 個人用ワークスペースのメンバーが本人1名のみである
- アップグレード時点でフリープランを利用している
WHEDに登録された高等教育機関とは
WHEDは「World Higher Education Database」の略で、世界の高等教育機関に関する情報を掲載しているデータベースです。
Notion公式では、個人向け学割の対象条件として、教育機関がWHEDに承認され、掲載されていることを挙げています。
大学名や学校名だけで対象と判断せず、自分の所属校がWHEDへ掲載されているか確認することが大切です。
なお、日本のすべての大学、短期大学、専門学校が対象になるとは限りません。学校の種類だけで判断せず、公式システムでの認識状況を確認してください。
有効な大学・教育機関メールが必須
Notion学割の認証には、大学や教育機関から発行された有効なメールアドレスが必要です。
現在のNotionアカウントがgmail.comなどの個人メールに関連付けられている場合は、教育機関メールを関連付けてから手続きを進めます。
教育機関メールを持っていても、Notionアカウントへ関連付けられていなければ、無料の学割プランが表示されない可能性があります。
学生証や在学証明書では認証できない
Notion公式ヘルプでは、学生IDやその他の書類による学生・教職員の身分証明を受け付けていないと案内されています。
そのため、次のような書類だけでは学割の認証を完了できません。
- 学生証
- 在学証明書
- 入学許可証
- 授業料の領収書
学校メールを利用できない場合でも、別の書類で必ず認証してもらえるとは限りません。
初等・中等教育機関は個人向け学割の対象外
Notion公式FAQでは、初等・中等教育機関の児童・生徒・教職員は、個人向け学割プラスプランの対象外と案内されています。
小学校、中学校、高等学校などで利用する場合は、個人向け学割プラスプランの対象ではない点に注意してください。
個人用ワークスペースはメンバー1名限定
個人の学生・教職員向け学割は、メンバーが1名のみのワークスペースを対象としています。
自分以外のオーナー、管理者、メンバーが追加されている場合は、アップグレード前に削除する必要があります。
友人やゼミのメンバーと共同作業をしたい場合は、相手をメンバーとして追加するのではなく、必要なページへゲストとして招待する方法を検討してください。
メンバーとゲストの違い
| 区分 | 個人向け学割での扱い |
|---|---|
| メンバー | ワークスペースへ所属する利用者。個人向け学割では本人1名のみ |
| ゲスト | 共有されたページへ招待する利用者。最大100名まで招待可能 |
ゲストが利用できるページや操作範囲は、設定した共有権限によって異なります。大学の共同作業で利用するときは、公開範囲と編集権限を確認してください。
Notion学割プランへのアップグレード手順
条件を満たしている場合は、Notionのデスクトップ版またはWeb版から手続きします。
- Notionアカウントへ教育機関発行メールアドレスを関連付けます。
- ワークスペースのメンバーが本人1名だけであることを確認します。
- 有料プランを利用中の場合は、先にフリープランへ変更します。
- デスクトップ版またはWeb版のNotionを開きます。
- サイドバーから「設定」を開きます。
- 「プランをアップグレード」を選択します。
- 「無料の学割プランを入手」を選択します。
- 所属教育機関がシステムで確認され、プラスプランへ変更されたことを確認します。
画面上の名称や配置は、Notionの更新によって変更される場合があります。
有料プラン利用者は先にフリープランへ変更する
現在、有料のプラスプランを利用している場合は、先にフリープランへダウングレードします。
Notion公式ヘルプでは、プランが完全にフリープランへ変更された後でなければ、学生・教職員向けのアップグレードオプションが表示されないと案内されています。
変更直後に表示されない場合は、フリープランへのダウングレードが完了しているか確認してください。
モバイル版ではアップグレードできない
個人向け学割プラスプランへのアップグレードは、デスクトップ版またはWeb版で行います。
スマートフォンやタブレットのモバイルアプリで学割項目を探しても表示されない場合は、パソコンのブラウザまたはデスクトップアプリから確認してください。
無料の学割プランが表示されない原因と確認順
「無料の学割プランを入手」が表示されない場合は、次の順番で確認すると原因を整理しやすくなります。
- 現在のプランが完全にフリープランへ変更されているか
- Notionアカウントに教育機関メールが関連付けられているか
- gmail.comなどの個人メールのままになっていないか
- ワークスペースに自分以外のオーナーやメンバーがいないか
- モバイル版ではなく、デスクトップ版またはWeb版を使用しているか
- 所属教育機関がWHEDへ掲載されているか
- 教育機関のメールドメインがNotionのシステムに認識されているか
複数のワークスペースを利用している場合は、学割へ変更したい対象ワークスペースを開いているかも確認してください。
教育機関メールドメインが認識されない場合
条件を満たしていても、教育機関のメールドメインがNotionのシステムで認識されていないことがあります。
この場合は、「学生と教育関係者向けのプラスプランにアップグレードできない場合」のNotion公式ヘルプを確認し、案内されている対応を進めてください。
教育機関ドメインが認識されるまでの具体的な日数は、今回の確認資料では確定できません。
個人向けプランと学生団体向けプランの違い
Notionには、個人向け学割とは別に、認定された学生団体向けの無料プラスプランがあります。
| 比較項目 | 個人の学生・教職員向け | 学生団体向け |
|---|---|---|
| 主な対象 | 対象となる高等教育機関の個人学生・教職員 | 認定された学生団体 |
| 利用するワークスペース | 本人1名をメンバーとする個人用ワークスペース | 学生団体のワークスペース |
| 条件 | WHED、教育機関メール、フリープランなどの個人向け条件がある | 個人向け学割とは異なる対象・申請・利用条件がある |
| 確認方法 | 個人向け学割の公式案内を確認 | 学生団体向けの最新公式案内を確認 |
サークルや学生団体で利用する場合は、個人向けワークスペースの条件をそのまま当てはめず、学生団体向けプランの公式条件を確認してください。
Notion AIは学生プランに含まれる?
個人向け学割ではプラスプランを無料で利用できますが、今回確認した教育向け公式ページだけでは、Notion AIの具体的な機能、利用回数、クレジット数、利用上限を確定できません。
そのため、この記事ではNotion AIを無料プラスプランの中心特典として扱っていません。
「学割プラスプランならNotion AIのすべての機能を無料・無制限で利用できる」とは判断しないようにしましょう。
Notionとほかのノートアプリを比較したい場合は、次の記事も参考にしてください。
Notion AI・Obsidian・GoodNotesを大学生向けに比較
授業ノート・課題・卒論・就活管理での活用例
Notionは、大学生活で発生する複数の情報をまとめて管理する用途に向いています。
授業ノート
科目ごとにページを作り、講義ノート、配布資料、参考リンクをまとめられます。試験範囲や復習状況をチェックリストで管理することも可能です。
課題・レポート管理
課題名、授業名、締切日、提出方法、進行状況をデータベースにまとめると、提出忘れを防ぎやすくなります。
大学へ提出するファイルの保存方法やファイル名については、次の記事も参考にしてください。
卒論・研究管理
参考文献、調査メモ、章構成、執筆状況などを一つのワークスペースで管理できます。
ただし、Notionだけを唯一の保存先にしないことが重要です。提出用ファイルや重要な研究データは、パソコン、外付けストレージ、別のクラウドストレージにも保存してください。
就職活動
応募企業、説明会日程、エントリー期限、面接記録、提出書類などをデータベースで整理できます。
ゲスト共有を利用する場合は、個人情報や企業から受け取った非公開情報を誤って公開しないよう、共有設定を確認してください。
卒業・メール失効前にデータを確認する
卒業後や教育機関メールが失効した後、学割プランがいつ変更されるかは、今回確認した公式ページでは明示されていません。
そのため、卒業後も同じ条件で永久に無料利用できるとは考えず、学校メールを利用できる間に次の点を確認しておきましょう。
- Notionアカウントのログイン方法
- 個人メールアドレスへの変更が必要か
- 重要なページやファイルのエクスポート
- 提出物や卒論データの別媒体へのバックアップ
- 共有中ページの公開範囲
大学アカウントのデータ移行については、次の記事も参考にしてください。
大学生がNotionを使うためのPC環境
NotionはWebブラウザでも利用できますが、授業ノート、レポート、PDF資料、複数のブラウザタブを同時に扱う場合は、パソコンのほうが作業しやすくなります。
学割プラスプランへのアップグレードも、デスクトップ版またはWeb版から行う必要があります。
大学用パソコンを選ぶときは、Notionだけではなく、大学指定ソフト、オンライン授業、Officeアプリ、レポート作成、研究室で利用するソフトなども含めて必要な性能を確認してください。
よくある質問
Notionは大学生なら誰でも無料ですか?
Notionのフリープランは無料で利用できますが、無料の学割プラスプランには条件があります。WHEDに承認・掲載された高等教育機関の学生・教職員であり、有効な教育機関メールをNotionアカウントへ関連付ける必要があります。
専門学校の学生も対象ですか?
学校の種類だけでは判断できません。所属する教育機関がWHEDに承認・掲載され、教育機関メールがNotionのシステムで認識されることを確認してください。
個人のGmailアドレスで申請できますか?
gmail.comなどの個人メールだけを関連付けたアカウントでは、個人向け学割プラスプランを利用できません。有効な教育機関発行メールをNotionアカウントへ関連付ける必要があります。
学生証の写真を送れば認証できますか?
できません。Notion公式では、学生IDやその他の書類による身分証明を受け付けていないと案内されています。
友人をメンバーとして追加できますか?
個人向け学割のワークスペースは、メンバー本人1名のみが条件です。共同作業をする相手は、必要なページへゲストとして招待する方法を検討してください。
ゲストは何人まで招待できますか?
個人向け学割ワークスペースでは、最大100名のゲストを招待できます。ただし、ゲストとメンバーは異なります。
有料プラスプランから直接学割へ変更できますか?
公式ヘルプでは、先にフリープランへダウングレードし、変更が完全に反映された後で学割オプションを選択するよう案内されています。
スマートフォンから申請できますか?
個人向け学割プラスプランへのアップグレードは、デスクトップ版またはWeb版から行います。モバイル版では手続きできません。
「無料の学割プランを入手」が表示されません
現在のプラン、教育機関メール、ワークスペースのメンバー数、利用している端末、WHEDへの掲載、教育機関ドメインの認識状況を確認してください。
Notion AIも無制限で無料になりますか?
学割プラスプランで利用できるNotion AIの具体的な機能や利用上限は、今回確認した教育向け公式ページだけでは確定できません。無料・無制限で利用できるとは判断しないでください。
卒業後も無料プラスプランを使えますか?
卒業後や教育機関メール失効後にプランが変更される具体的な時期は、今回確認した公式ページでは明示されていません。卒業前にログイン方法とデータのバックアップを確認してください。
まとめ
Notionの個人向け学割では、条件を満たす高等教育機関の学生・教職員が、プラスプランを無料で利用できます。
申請前に確認したいポイントは、次のとおりです。
- 所属校がWHEDに承認・掲載されているか
- 有効な教育機関メールをNotionアカウントへ関連付けているか
- ワークスペースのメンバーが本人1名のみか
- 現在フリープランを利用しているか
- デスクトップ版またはWeb版から操作しているか
学生証や在学証明書では認証できないため、大学や教育機関のメールアドレスを利用できるかを最初に確認しましょう。
また、個人向け学割と学生団体向けプランは別制度です。学生団体で利用する場合は、個人向けプランの条件を当てはめず、学生団体向けの最新公式条件を確認してください。
Notion AIの機能や利用上限を含め、プラン内容は将来変更される可能性があります。実際に申し込む際は、Notion公式ページの最新情報を確認してください。
公式情報
公式情報確認日:2026年7月29日







