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MacでZoomを初めて使う人へ|初回セットアップで失敗しない3つの最重要手順
- 公開日:2025/11/2
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MacでZoomを初めて使う人へ|初回セットアップで失敗しない3つの最重要手順
「Macで初めてZoomを使うけど、ちゃんと動くか心配…」「カメラやマイクの設定がよくわからない…」と不安に思っていませんか?
この記事では、MacにおけるZoomの初回セットアップを確実に行うための最重要手順を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
💡 Zoomのセットアップは「新しい家に引っ越す準備」
Zoomの初回セットアップは、新しい家に引っ越す準備のようなものです。鍵(アプリのインストール)をもらって、電気・水道・ガス(カメラ・マイク・画面共有の権限)を開通させ、最後に動作確認(テストミーティング)をして初めて快適に暮らせます。どれか一つでも忘れると、「電気がつかない!」「水が出ない!」といったトラブルが起きてしまいます。
この記事を読めば、正しいインストール方法、カメラ・マイク・画面共有の権限設定、動作テストの方法がわかります。(Mac初心者の方でも大丈夫です!)
注:Macでのセットアップ方法は様々ですが、この記事では初回セットアップで最も重要な「権限設定」に焦点を当てています。高度な設定やカスタマイズについては、基本的なセットアップが完了してから取り組むことをおすすめします。
⚠️ 権限設定を誤ると初回ミーティングで大失敗
Macでは、セキュリティ上の理由から、アプリがマイクやカメラ、画面にアクセスする際に明示的な許可が必要です。この許可を誤ると、「カメラが映らない」「マイクが使えない」「画面共有できない」といった問題が発生します。初回セットアップで確実に設定しましょう。
手順1:正しいクライアントのインストールと準備
Zoomを快適に使用するために、まずはお使いのMacの環境に合わせた準備が必要です。
ステップ1-1:MacのCPUの種類を確認する
まず、「このMacについて」を開き、Macに搭載されているチップの種類を確認してください。
Apple Silicon版(M1/M2/M3など)
表示例:「チップ: Apple M1」「チップ: Apple M2」
対応:Apple Silicon版のZoomクライアントをダウンロード
Intel版
表示例:「プロセッサ: Intel Core i5」
対応:Intel版のZoomクライアントをダウンロード
💡 CPUの種類確認は「服のサイズ確認」
CPUの種類を確認するのは、服のサイズを確認するのと同じです。SサイズとLサイズでは同じデザインでもフィット感が違います。Apple SiliconとIntelも同じZoomですが、それぞれのCPUに最適化された専用バージョンがあり、間違えるとパフォーマンスが落ちたり正常に動作しない場合があります。
ステップ1-2:公式サイトから正しいインストーラーをダウンロード
ダウンロードは必ずZoom公式のダウンロードセンターから行い、ご自身のCPUタイプ(Apple Silicon版またはIntel版)に合った「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードしてください。
✅ ダウンロード前のチェックリスト
- CPUの種類を確認済み(Apple Silicon or Intel)
- 公式サイト(zoom.us)からダウンロードしている
- 「ミーティング用Zoomクライアント」を選択している
- 自分のCPUに合ったバージョンを選んでいる
ステップ1-3:インストーラーを実行する
ダウンロードしたインストーラーを開いた際に、セキュリティでブロック表示が出た場合は、以下の手順で実行を許可します:
手順2:初回起動時の必須の権限設定(最重要)
Macでは、セキュリティ上の理由から、アプリがマイクやカメラ、画面にアクセスする際に明示的な許可が必要です。この許可が初回セットアップの成否を分けます。
⚠️ 初回の権限設定が最も重要
Zoomを初めて起動した時、またはミーティング参加時に表示される権限リクエストは、必ず「OK」または「許可」をクリックしてください。ここで「許可しない」を選ぶと、カメラやマイクが使えなくなります。
権限設定1:カメラとマイクのアクセス許可
Zoomを初めて起動した時、またはミーティング参加時、「Zoom」がマイクやカメラへのアクセス許可を求めてきたら、すべて「OK」または「許可」をクリックしてください。
💡 権限設定は「玄関の鍵を渡すこと」
アプリへの権限設定は、信頼できる友人に玄関の鍵を渡すようなものです。Zoomにカメラとマイクの権限を渡すことで、ビデオ通話という「部屋」に入れるようになります。鍵を渡さないと、友人は玄関の外で立ち往生してしまいます。Zoomも同じで、権限がないとカメラやマイクにアクセスできず、「カメラが映らない」「声が届かない」という状態になります。
権限設定2:画面収録(画面共有)のアクセス許可
Macで初めて「画面の共有」ボタンを押す場合、画面収録の許可を求める画面が表示されます。これは、Zoomで画面共有を行うために必須の設定です。
⚠️ 画面収録の権限設定後は必ず再起動
画面収録の権限を変更した後は、Zoomアプリを一度終了させて再起動させることが必須です。再起動しないと、設定が反映されず、画面共有ができません。
権限を誤って拒否してしまった場合の対処法
もし初回で「許可しない」を押してしまった場合でも、手動で権限を許可できます。
🔧 権限を手動で許可する手順
- 「システム環境設定」(または「システム設定」)を開く
- 「セキュリティとプライバシー」を選択
- 「プライバシー」タブ(または「プライバシーとセキュリティ」)を開く
- 左側のリストから「カメラ」を選び、右側で「zoom.us」にチェックを入れる
- 同様に「マイク」「画面録画」もチェックを入れる
- Zoomアプリを再起動する
💡 権限の再設定は「合鍵を作る」こと
初回に権限を拒否してしまうのは、うっかり玄関の鍵を渡し忘れたようなものです。でも大丈夫、後から「システム環境設定」という管理事務所に行って、合鍵(権限)を作ってもらえます。少し手間はかかりますが、確実に問題を解決できます。
手順3:動作テストによる機能確認
権限の設定が完了したら、実際にマイク、スピーカー、カメラが正しく動作するかをテストミーティングで確認します。
ステップ3-1:Zoomのテストサイトにアクセス
Zoomの公式テストサイト(https://zoom.us/test)にアクセスし、「参加」をクリックしてテストミーティングを開始します。
ステップ3-2:スピーカーとマイクのテスト
表示されたメニューで「コンピューターオーディオで参加」をクリックし、スピーカーとマイクのテストを実行します。
✅ 動作テストのチェック項目
- 着信音(テスト音)が聞こえるか
- 自分の声が録音されて再生されるか
- カメラに自分の顔が映っているか
- 画面共有ボタンが正常に動作するか
💡 テストミーティングは「リハーサル」
テストミーティングは、本番前のリハーサルのようなものです。本番の舞台(実際のミーティング)に立つ前に、マイク(音響)、照明(カメラ)、舞台装置(画面共有)がちゃんと動くか確認します。リハーサルで問題を見つけておけば、本番で「マイクが入らない!」「カメラが映らない!」と慌てずに済みます。
ステップ3-3:外付けデバイスの確認
外付けのウェブカメラやマイク付きイヤホン(ヘッドセット)を使う場合は、あらかじめ接続した状態でテストを開始し、Zoomの設定画面で正しいデバイスが選択されていることを確認します。
内蔵デバイス
カメラ:FaceTime HDカメラ(Macbook内蔵)
マイク:内蔵マイク
スピーカー:内蔵スピーカー
外付けデバイス
カメラ:ロジクールC920など
マイク:ヘッドセット、USB マイク
スピーカー:外部スピーカー、イヤホン
Zoomの設定画面(歯車アイコン)→「オーディオ」「ビデオ」タブで、使用したいデバイスが選択されているか確認してください。
よくあるトラブルと対処法
トラブル1:カメラが映らない
🔍 確認すべきポイント
- 「システム環境設定」→「プライバシー」→「カメラ」で「zoom.us」にチェックが入っているか
- 他のアプリ(FaceTime、Photo Boothなど)がカメラを使用中ではないか
- Zoomの設定画面で正しいカメラが選択されているか
- 外付けカメラの場合、USBケーブルがしっかり接続されているか
トラブル2:マイクが使えない
🔍 確認すべきポイント
- 「システム環境設定」→「プライバシー」→「マイク」で「zoom.us」にチェックが入っているか
- Zoomのミーティング画面左下のマイクアイコンがミュートになっていないか
- Zoomの設定画面で正しいマイクが選択されているか
- 外付けマイクの場合、接続と音量レベルを確認
トラブル3:画面共有ができない
🔍 確認すべきポイント
- 「システム環境設定」→「プライバシー」→「画面録画」で「zoom.us」にチェックが入っているか
- 権限を変更した後、Zoomアプリを再起動したか
- macOSのバージョンが古すぎないか(最新版へのアップデートを推奨)
🔗 Zoomをさらに快適に使うために
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ZoomアプリとWeb版、どちらを使うべき?
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オンライン授業に最適なPC選びガイド
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まとめ:MacでZoomの初回セットアップを成功させる3つのポイント
この記事では、MacにおけるZoomの初回セットアップで失敗しない最重要手順について解説しました:
- 手順1:正しいクライアントのインストール
CPUの種類(Apple Silicon or Intel)を確認し、公式サイトから正しいバージョンをダウンロードします。
- 手順2:カメラ・マイク・画面収録の権限設定(最重要)
初回起動時に表示される権限リクエストには必ず「OK」または「許可」をクリック。画面収録の権限を変更した後は必ずZoomを再起動します。
- 手順3:テストミーティングで動作確認
https://zoom.us/testにアクセスし、スピーカー、マイク、カメラが正常に動作するか確認します。
これらの手順を確実に行うことで、初回ミーティングでの音声や画面共有に関する不具合を大幅に減らすことができます。特に権限設定は、Macのセキュリティ機能によって厳格に管理されているため、初回セットアップで最も重要なポイントです。
もし途中でつまずいても、「システム環境設定」→「プライバシー」から手動で権限を許可できるので安心してください。テストミーティングで動作確認を行えば、本番のミーティングで慌てることなく、スムーズにZoomを使い始められます。
MacでZoomを使うのが初めての方は、ぜひこの記事の手順に沿って、確実にセットアップを完了させてください!





