Notion AI学生向けプラン vs Obsidian vs GoodNotes 6、大学生におすすめのデジタルノートアプリ徹底比較2025

  • 公開日:2025/12/10
  • 最終更新日:
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Notion AI学生向けプラン vs Obsidian vs GoodNotes 6、大学生におすすめのデジタルノートアプリ徹底比較2025

「紙のノートは管理が大変だし、授業ごとにファイルが散らばる…でも、デジタルノートってどれを使えばいいの?」

大学生活では、レクチャーノート、レポート下書き、タスク管理、参考資料など、膨大な情報を整理する必要があります。そこで注目されているのが、AI機能を搭載したデジタルノートアプリです。

この記事では、Notion AI(学生向けプランあり)Obsidian(完全無料)+ ChatGPTGoodNotes 6(無料/サブスク/買い切り)+ ChatGPTの3つのツールを徹底比較し、あなたに最適なノート術を見つけるお手伝いをします。

💡 デジタルノートアプリは「引き出し付きデスク」

デジタルノートアプリは、引き出しがたくさん付いたデスクのようなものです。紙のノートは「1冊1冊が別々の本棚に収納」されるため、必要な情報を探すのに時間がかかります。一方、デジタルノートなら「すべての情報が一つのデスクに整理され、検索機能という”引き出しラベル”で瞬時に取り出せる」ようになります。AI機能はさらに「自動整理アシスタント」として、あなたの代わりに情報を分類・要約してくれます。

この記事を読めば、クラウド派、ローカル派、手書き派それぞれに最適なツールがわかり、無駄な時間とお金を節約できます。(専門知識は不要です!)

注:デジタルノートの選択肢は多様です。この記事では特に人気の高い3つのツールに焦点を当てていますが、他にも優れたアプリ(OneNote、Evernote等)があります。ご自身の使い方に合わせて選んでください。

⚠️ 学生向けプランと料金について重要な注意事項

Notion AI:学生・教育機関向けには本体プラン(Plusプラン等)の無料優遇がありますが、AIアドオンは別料金です。AIの学生向け価格は時期・地域・キャンペーンにより変動するため、具体的な金額は必ずNotion for Education公式ページや学生割引プラットフォームで最新情報を確認してください。
GoodNotes 6:無料(最大3ノートまで)で試用でき、Unlimited利用には年額サブスクリプション(約9.99ドル/年前後)または一括買い切り(約29.99ドル前後)のオプションがあります。価格は地域・通貨により変動するため、最新の価格はApp Storeで確認してください。
Obsidian:2025年2月以降、個人・商用・非営利のいずれの用途でも無料で利用可能です。


デジタルノートアプリの選び方:5つの比較軸

まず、デジタルノートアプリを選ぶ際に重要な5つの比較軸を理解しましょう。

ノートアプリ選びの5つのポイント

  • クラウド同期:複数のデバイス(PC、スマホ、タブレット)で同じデータにアクセスできるか
  • AI統合:要約、翻訳、校正などのAI機能が使えるか
  • 手書き対応:iPadやタブレットで手書きノートが取れるか
  • 価格:無料、買い切り、サブスクリプションのどれか
  • 学習曲線:使い始めから慣れるまでの時間

これらの軸を基準に、3つのツールを比較していきます。


Notion AI:クラウド派の最強ツール(学生向け優遇あり)

Notion AIとは?

Notionは、ノート、データベース、タスク管理、Wikiなどを統合したオールインワンのワークスペースです。2023年からNotion AIという機能が追加され、AI要約、翻訳、校正、アイデア生成などが可能になりました。

Notion AIは標準価格が月10ドル前後のアドオンとして提供されています(2025年時点)。学生向けには、Notion本体の有料プランが無料になる教育向け優遇や、一部パートナー経由の割引が用意されている場合がありますが、AIアドオンが一律で割引価格になる恒常プランが全学生に保証されているわけではありません。

Notion AIの主な機能

  • AI要約:長文のレクチャーノートを3行にまとめる
  • AI翻訳:英語論文を日本語化(逆も可能)
  • AI校正:レポートの文法・表現をチェック
  • アイデア生成:エッセイのアウトライン作成
  • データベース機能:科目別、期限別にタスクやレポートを整理
  • クラウド同期:PC、スマホ、タブレットで自動同期

Notion AIが向いている人

✅ こんな人におすすめ

複数のデバイスで同期したい人/レポート管理とタスク管理を一元化したい人/AI機能を統合環境で使いたい人/データベース機能で科目別整理をしたい人

❌ こんな人には不向き

月額課金に抵抗がある人/プライバシー重視でクラウドに保存したくない人/シンプルなMarkdownエディタが好きな人

Notion 学生向けプランの申請方法

ステップ1: Notion for Education公式ページにアクセス
ステップ2: 学生・教育機関向けプランを選択
ステップ3: 大学発行のメールアドレス(.ac.jpや.edu)で登録
ステップ4: 学生証の提出(求められた場合)
ステップ5: 承認後、本体プランの優遇を受けて利用開始

注:NotionのEducationページから学生として登録すると、本体プランの優遇(例:Plusプランが無料)を受けられる場合があります。AIアドオンの料金や学生向け割引は時期やキャンペーンにより変動するため、実際の価格は申し込み画面で必ず確認してください。無料トライアル期間がある場合もあるので、まずは試してから課金するか判断しましょう。


Obsidian + ChatGPT:ローカル派の無料最強コンビ

Obsidianとは?

Obsidianは、Markdown形式でノートを管理する完全無料のアプリです。データはすべてローカル(自分のPC)に保存されるため、プライバシーが守られます。プラグインが豊富で、カスタマイズ性が非常に高いのが特徴です。

2025年2月以降、Obsidianは個人・商用・非営利のいずれの用途でも無料で利用可能となりました。開発を支援したい個人や組織向けにCatalystライセンスやCommercialライセンスが任意のオプションとして提供されています。

Obsidian単体ではAI機能はありませんが、ChatGPT APIと連携するプラグインを使うことで、AI要約や翻訳が可能になります。

Obsidian + ChatGPTの主な機能

  • 完全無料:基本機能はすべて無料(個人・商用問わず)
  • Markdown管理:シンプルなテキストファイルで管理
  • プラグイン豊富:カレンダー、カンバンボード、グラフビューなど
  • ローカル保存:データは自分のPCに保存、プライバシー重視
  • ChatGPT連携:プラグイン経由でAI要約・翻訳・校正

Obsidian + ChatGPTが向いている人

✅ こんな人におすすめ

完全無料で使いたい人/プライバシー重視でクラウドを避けたい人/Markdownに慣れている人/カスタマイズを楽しみたい人

❌ こんな人には不向き

複数デバイスで自動同期したい人(別途クラウド設定が必要)/初心者で簡単に使い始めたい人/データベース機能が欲しい人

Obsidian + ChatGPTの始め方

ステップ1: Obsidian公式サイト(https://obsidian.md/)からダウンロード
ステップ2: 新しいVault(ノート保存場所)を作成
ステップ3: コミュニティプラグインから「ChatGPT連携プラグイン」をインストール
ステップ4: ChatGPT APIキーを取得して設定
ステップ5: AI機能を使いながらノート作成

注:ChatGPT APIは従量課金制です。通常の学習用途であれば、API利用料金は月数ドル程度に収まるケースが多いですが、長文の大量処理など使い方によってはそれ以上になる可能性もあるため、ダッシュボードで利用量と請求見込みを確認しながら使うのが安全です。


GoodNotes 6 + ChatGPT:手書き派のiPad最強コンビ

GoodNotes 6とは?

GoodNotes 6は、iPad + Apple Pencilでの手書きノートに特化したアプリです。無料(最大3ノートまで)で試用でき、Unlimited利用には年額サブスクリプション(約9.99ドル/年前後)または一括買い切り(約29.99ドル前後)のオプションがあります(2025年時点、価格は地域・通貨により変動)。手書きの自然さと、デジタルの検索性・整理性を兼ね備えています。

GoodNotes 6自体にはAI機能はありませんが、ChatGPTをブラウザで併用することで、手書きノートをスキャン→テキスト化→AI要約、という流れが可能です。

GoodNotes 6 + ChatGPTの主な機能

  • 手書きノート最強:Apple Pencilの書き心地が自然
  • 無料枠あり:最大3ノートまで無料で試用可能
  • 複数プラン:年額サブスク/一括買い切りから選択可能
  • OCR機能:手書き文字をテキスト化して検索可能
  • PDFへの書き込み:講義資料に直接メモ
  • ChatGPT併用:ブラウザでChatGPTを開き、ノート内容を貼り付けてAI要約

GoodNotes 6 + ChatGPTが向いている人

✅ こんな人におすすめ

iPad + Apple Pencilを持っている人/手書きノートが好きな人/理系でグラフや図を描く機会が多い人/無料枠で試したい人

❌ こんな人には不向き

iPadを持っていない人/テキスト中心のノートを取る人(タイピングの方が速い)/統合環境でタスク管理もしたい人

GoodNotes 6 + ChatGPTの使い方

ステップ1: GoodNotes 6をApp Storeでダウンロード(無料で3ノートまで試用可能)
ステップ2: iPadでGoodNotes 6を開き、手書きノートを作成
ステップ3: 必要に応じてOCR機能でテキスト化
ステップ4: Safariで ChatGPTを開き、テキストを貼り付けてAI要約・翻訳
ステップ5: 要約結果をGoodNotes 6にコピー&ペースト

注:GoodNotes 6の一括買い切りプランは、GoodNotes 6の機能を継続利用できるという意味で追加のサブスク費用は不要ですが、将来の大きなメジャーアップデート(GoodNotes 7以降など)が出た場合には、新バージョンに対して別途料金が発生する可能性があります。ChatGPTの無料プランでも基本的なAI機能は利用可能です。


3ツールの詳細比較表

ここまでの情報を、5つの比較軸でまとめました。

比較項目Notion AIObsidian + ChatGPTGoodNotes 6 + ChatGPT
価格本体プラン学生優遇あり、AIは月10ドル前後(割引は時期・地域により変動)無料(個人・商用問わず)、ChatGPT APIは従量課金無料(3ノートまで)、年額約9.99ドル、または一括約29.99ドル
クラウド同期✅ 自動同期△ 別途設定必要(iCloud、Dropbox等)✅ iCloud同期
AI統合✅ 統合済み✅ プラグイン経由△ ブラウザ併用
手書き対応❌ 非対応❌ 非対応✅ 最強
データベース機能✅ 強力△ プラグイン次第❌ 非対応
学習曲線⭐⭐(やや複雑)⭐⭐⭐(複雑)⭐(簡単)
プライバシー△ クラウド保存✅ ローカル保存✅ ローカル保存(iCloud同期可)

用途別おすすめツール:あなたはどのタイプ?

ここまでの比較を踏まえて、用途別の最適解を提示します。

📱 クラウド派(複数デバイス同期重視)

おすすめ:Notion AI

PC、スマホ、タブレットで自動同期したい人、レポート管理とタスク管理を一元化したい人、データベース機能で科目別に整理したい人に最適です。学生向けには本体プランの優遇があり、AIアドオンの割引キャンペーンが実施されることもあるため、公式サイトで最新情報をチェックしましょう。

🔒 ローカル派(プライバシー・カスタマイズ重視)

おすすめ:Obsidian + ChatGPT

完全無料で使いたい人、プライバシーを重視してクラウドを避けたい人、Markdownに慣れている人、プラグインで自分好みにカスタマイズしたい人に最適です。学習曲線はやや高めですが、慣れれば非常に強力です。

✍️ 手書き派(iPad + Apple Pencil活用)

おすすめ:GoodNotes 6 + ChatGPT

iPad + Apple Pencilを持っている人、手書きノートが好きな人、理系でグラフや図を描く機会が多い人、まずは無料枠で試したい人に最適です。無料で3ノートまで試用でき、必要に応じてサブスクまたは買い切りプランに移行できます。


実際の活用例:大学生の1日

それぞれのツールを使った大学生の1日の流れをシミュレーションしてみましょう。

【Notion AI派】田中さん(文系・2年生)の1日

  • 9:00 授業中:PCでNotionを開き、講義内容をタイピング。長い説明はAI要約で3行にまとめる。
  • 12:00 昼休み:スマホでNotionを開き、タスクリストを確認。今週のレポート締切をチェック。
  • 15:00 図書館:英語論文をNotionに貼り付け、AI翻訳で日本語化。参考文献データベースに追加。
  • 20:00 帰宅後:タブレットでNotionを開き、レポート下書きをAI校正。文法ミスを修正。

【Obsidian派】佐藤さん(理系・3年生)の1日

  • 9:00 授業中:PCでObsidianを開き、Markdown形式で講義内容をメモ。数式もMarkdownで記述。
  • 12:00 昼休み:カンバンボードプラグインで実験レポートの進捗を管理。
  • 15:00 実験室:実験データをObsidianに記録。後でChatGPT APIでデータ解析の助言をもらう。
  • 20:00 帰宅後:ローカル保存なので、オフラインでも作業可能。プライバシーも安心。

【GoodNotes 6派】鈴木さん(理系・1年生)の1日

  • 9:00 授業中:iPadでGoodNotes 6を開き、講義スライドPDFに直接手書きメモ。図やグラフも自由に描く。
  • 12:00 昼休み:手書きノートをOCR機能でテキスト化し、検索可能に。
  • 15:00 図書館:手書きノートの内容をSafariのChatGPTに貼り付けてAI要約。
  • 20:00 帰宅後:iCloud同期でMacからも手書きノートを確認。

よくある質問(FAQ)

Q1: Notion AI学生向けプランは卒業後も使えますか?

A: 卒業後は通常料金に移行します。学生向け優遇は在学中のみ適用されます。

Q2: Obsidianは本当に完全無料ですか?商用利用は?

A: 2025年2月以降、個人・商用・非営利のいずれの用途でも無料で利用可能です。CatalystライセンスやCommercialライセンスは開発を支援したい方向けの任意オプションです。

Q3: GoodNotes 6は毎年課金が必要ですか?

A: いいえ、年額サブスクと一括買い切りの2つのプランがあります。一括買い切りを選べば、GoodNotes 6を継続利用できますが、将来のメジャーアップデート(GoodNotes 7など)では別途料金が発生する可能性があります。

Q4: 3つのツールを併用してもいいですか?

A: もちろんです!例えば、「手書きノートはGoodNotes 6、レポート管理はNotion、個人メモはObsidian」といった使い分けも可能です。ただし、管理が複雑になるため、最初は1つに絞ることをおすすめします。

Q5: どのツールから始めるべきですか?

A: まず、自分のノート習慣を確認しましょう。「手書きが好き」ならGoodNotes 6の無料枠、「複数デバイスで同期したい」ならNotion(本体プラン学生優遇)、「プライバシー重視&無料」ならObsidianです。迷ったら、それぞれの無料版やトライアルから始めるのがおすすめです。


まとめ:大学生のノートアプリ選びは「習慣」で決める

この記事では、Notion AI、Obsidian + ChatGPT、GoodNotes 6 + ChatGPTの3つのツールを詳しく比較しました。

最適なツール選びのステップ

  • ステップ1:自分のノート習慣を確認(クラウド派?ローカル派?手書き派?)
  • ステップ2:無料トライアルや無料版を試す
  • ステップ3:実際の授業で1週間使ってみる
  • ステップ4:自分に合うか判断して本格導入

最終的なおすすめ:

  • クラウド派(複数デバイス同期重視)Notion AI(本体プラン学生優遇あり、AIは別料金)
  • ローカル派(プライバシー・カスタマイズ重視)Obsidian無料(個人・商用問わず無料、ChatGPT API併用)
  • 手書き派(iPad活用)GoodNotes 6(無料枠あり、年額サブスクまたは一括買い切り)+ ChatGPTブラウザ併用

どのツールもAI機能との組み合わせで、大学生活の効率を大幅に向上させることができます。まずは無料トライアルや無料版から始めて、自分に合ったツールを見つけましょう。

デジタルノートで、大学生活をもっと快適に、もっと効率的に!

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