【大学生必見】1kg以下の軽量ノートパソコン徹底比較!LIFEBOOK UH・LG gram・MacBook Airの選び方
- 公開日:2025/12/4
- 最終更新日:
- 大学生PC
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【大学生必見】1kg前後の軽量ノートパソコン徹底比較!LIFEBOOK UH・LG gram・MacBook Airの選び方
なぜ「重量」が大学生のPC選びで超重要なのか
これから大学生活を始める皆さん、あるいは「今のパソコンが重すぎて買い替えたい」と思っている皆さん、こんにちは。
大学生活は、想像以上に「移動」が多いものです。広いキャンパス内の教室移動、サークル活動、図書館、そしてカフェでの課題制作。これらに加えて、分厚い教科書やお弁当、部活の道具などをバックパックに詰め込んで、満員電車や自転車で通学することになります。
ここで一番の敵になるのがノートパソコンの重さです。「たかが数100グラムの違いでしょ?」と思うかもしれません。しかし、毎日持ち運ぶその数100グラムが、肩こりや「今日はPC置いていこうかな…(そして大学で困る)」というモチベーション低下に直結します。
今回は、「持ち運べるノートPC」の代表格であるLIFEBOOK UH(富士通)、LG gram(LG)、そしてMacBook Air(Apple)を徹底比較します。特に「1kg前後」という軽量級を中心に、それぞれのメリットと、「軽さを追求したゆえの弱点」までフラットに解説していきます。
💡 「1kg前後」は「教科書1冊分」の軽さ
1kg前後のノートパソコンは、薄めの教科書や雑誌1冊を持ち運ぶ感覚と同じです。一方、1.5kgを超えると、500mlペットボトル3本分の重さになります。毎日カバンに入れて持ち歩くなら、この「教科書1冊分」の差が、肩への負担や「今日は持っていくのやめようかな…」という気持ちに大きく影響します。
※本記事の情報は2025年12月時点のものです。スペックや重量は製品の構成・モデルによって異なりますので、購入の際は必ず各メーカーの最新公式情報をご確認ください。
1kg前後と1.2kg以上の違い ─ 毎日持つとどれくらい体感が変わる?
まず、ノートパソコンの重さの「境界線」についてお話しします。一般的に、持ち運びに適したモバイルノートPCは1.3kg〜1.5kg以下と言われています。
しかし、毎日持ち運ぶなら「1kg前後」の世界は別次元です。
1.2kg前後(MacBook Airなど)
重量感:500mlのペットボトル2本分+αの重さ。しっかりした重量感があり、片手で持ち続けるのは少し辛い。
持ち運び:リュックなら大丈夫ですが、トートバッグだと肩に食い込みます。
1kg前後(LIFEBOOK UH最軽量構成など)
重量感:教科書や雑誌と同じ感覚で扱える。指先でつまんで持てるレベルの機種もある。
持ち運び:カバンに入れていることを忘れるほどの軽さ。トートバッグでも快適。
実際に、長年MacBook Air(約1.24kg)を使っていた人が、800g台などの超軽量Windows PCを持った瞬間に「MacBook Airが重く感じる」「軽すぎて感動する」という現象が起きています。
「おしゃれだから」という理由だけで1.2kg級を選ぶと、通学距離によっては「修行」になってしまうこともあるので注意が必要です。
LIFEBOOK UH・LG gram・MacBook Air 13インチの比較
それでは、人気の3機種を比較していきましょう。
⚠️ スペックは構成により異なります
重量やバッテリー駆動時間はモデルや構成により異なります。最新情報は必ず各メーカーの公式サイトでご確認ください。
1. 富士通 LIFEBOOK UHシリーズ
【特徴】「世界最軽量」を争う日本の技術の結晶です。LIFEBOOK UHシリーズには複数モデルがあり、それぞれ重量が異なります。
2024年10月発表の最新モデル:
- UH-X/J3(軽さ重視モデル):約675g〜
- UH90/J3(長時間駆動重視モデル):約848g〜
WEB MART限定カスタムメイドモデル(従来モデル):
- WU5/J3(世界最軽量モデル):約634g〜
- WU2/J3(標準モデル):約744g〜約898g(構成による)
富士通公式サイトではLIFEBOOK UHシリーズの最新ラインナップをご確認いただけます。
【メリット】
- 圧倒的な軽さ:600g〜800g台が中心で、他を寄せ付けません。
- 端子が豊富:軽量なのにUSB Type-A、Type-C、HDMI、さらには有線LANポートまで備えています。大学で変換アダプタを忘れてプレゼンができない…という事故を防げます。
- 打ちやすいキーボード:日本語入力に特化したキー配置で、レポート作成が捗ります。
【デメリット・注意点】
- バッテリー容量は構成次第:LIFEBOOK UHには標準バッテリー構成と長時間バッテリー構成があります(2024年モデル)。軽さを最優先した標準バッテリー構成では実駆動時間が短くなる一方、長時間バッテリー構成ではそのぶん重量は増える、というトレードオフを意識して選びましょう。具体的なバッテリー容量(Wh)や駆動時間は、モデルやCPU構成により異なりますので、購入時に公式サイトで詳細仕様をご確認ください。
- 質感:マグネシウム合金やカーボン素材のため、触った感じが「プラスチックっぽい」と感じる人もいます。高級感よりも実用性重視です。
- モデル選択に注意:2024年10月発表の最新モデル(UH-X/J3、UH90/J3)は富士通公式で推奨されていますが、世界最軽量を求める場合はWEB MART限定のWU5/J3(約634g〜)も選択肢となります。
2. LG gram 14インチ
【特徴】「軽さ」と「画面の大きさ・バッテリー」のバランスが絶妙なモデルです。14インチの大画面でありながら軽量化に成功しています。
LG gram 14インチには複数の2025年モデルがあり、それぞれ重量が異なります:
- 14Z90RU-GA52J(最軽量モデル):約999g
- 14Z90S-GA55J(標準モデル):約1.12kg
LG gramの最新仕様はLG gram ノートパソコン公式サイトでご確認いただけます。
【メリット】
- 大画面で軽量:14インチや16インチでも軽量化されており、作業領域が広いため効率が良いです。
- ロングバッテリー:LG gram 14インチは、72Wh クラスの大容量バッテリーを搭載したモデルが多く、「軽くてバッテリー大きめ」という特徴があります。
- 耐久性:マグネシウム合金ボディで、MIL規格(米国国防総省の耐久試験)をクリアしています。
【デメリット・注意点】
- 重量:2025年モデルには複数の構成があり、標準モデル(14Z90S-GA55J)は約1.12kg、最軽量モデル(14Z90RU-GA52J)は約999gです。「1kg以下」にこだわる方は、最軽量モデルをお選びください。
- サイズ感:14インチは作業しやすい反面、カバンによっては少し大きく感じることがあります。
- 質感:LIFEBOOKと同様、軽量化のため質感は実用性重視です。
3. MacBook Air 13インチ(M4)
【特徴】大学生協でも推奨されることが多い、スタバでドヤれるPCの筆頭。2025年3月発売の現行M4チップ搭載モデルは、重量約1.24kgと、上記2機種に比べるとやや重めですが、その分の質感やパフォーマンスを備えています。
MacBook Airの最新仕様はMacBook Air – Apple(日本)公式サイトでご確認いただけます。
【メリット】
- 圧倒的なブランド力と質感:アルミボディの高級感は唯一無二です。
- iPhoneとの連携:AirDropでスマホの写真をPCに送るなど、Apple製品同士の連携が神レベルです。
- トラックパッドの操作性:マウスが不要なほど快適に操作できます。
- リセールバリュー:買い換える時に高く売れます。
- 高効率バッテリー:MacBook Air 13インチ(M4)は、バッテリー効率が高く、スペック上の駆動時間が長い傾向にあります(ただし実駆動時間はご使用方法により変動します)。
【デメリット・注意点】
- 重量:約1.24kgと、1kg前後モデルに比べると毎日の持ち運びで差を感じます。
- 端子が少ない:MacBook Air 13インチ(M4)は、Thunderbolt / USB 4(USB-C 形状)のポートが2つに加え、3.5mmイヤホンジャックと MagSafe 3 充電ポートを備えています。ただし、USB-A や HDMI などの端子はないため、USBメモリや有線LAN、外部ディスプレイを接続するには、ハブ(変換アダプタ)が必要になります。
- 大学のシステムに注意:学部によっては「Windows必須」の場合があるため、履修要項を必ず確認してください。
軽さを追い求めたときのトレードオフ(注意点)
「じゃあ一番軽いLIFEBOOK一択じゃん!」と思うかもしれませんが、軽さには代償(トレードオフ)があります。ここを理解して選ぶのが失敗しないコツです。
1. バッテリー容量の壁
基本的にバッテリーは重いパーツです。そのため、極限まで軽さを追求したモデル(特にLIFEBOOKの最軽量構成など)は、バッテリー容量を抑えていることがあります。
- LIFEBOOK UH(最軽量構成):標準バッテリー構成を選ぶと、実駆動時間は短めになります。ただし、長時間バッテリー構成も選べるため、用途に応じて選択しましょう(2024年モデル)。具体的なバッテリー容量や駆動時間は公式サイトでご確認ください。
- LG gram 14インチ:72Wh クラスの大容量バッテリーを搭載したモデルが多く、長時間駆動に強い傾向があります。
- MacBook Air 13インチ(M4):バッテリー効率が高く、実駆動時間が長い傾向にあります(ご使用方法により変動)。
バッテリー選びのチェックポイント
- 一日の授業時間や図書館での作業時間を想定する
- キャンパス内にコンセントが多いか確認する
- 軽量モデルを選ぶ場合は、長時間バッテリー構成を検討する
- ACアダプタの重さも考慮する(持ち歩く必要があるか)
2. 筐体の「質感」と「剛性」
- MacBook Air:アルミの塊なので非常に硬く、高級感がありますが、重いです。
- 軽量Windows PC:マグネシウム合金やカーボン素材を使用しています。非常に丈夫(MIL規格準拠など)ですが、触った感じが「プラスチックっぽい」「ペコペコする」と感じる人もいます。高級感よりも実用性重視です。
3. 端子の少なさと「ドングル地獄」
MacBook Airは、Thunderbolt / USB 4(USB-C 形状)のポートが2つ、3.5mmイヤホンジャック、MagSafe 3 充電ポートを備えていますが、USB-A や HDMI などの端子はありません(M4モデルでも同様)。USBメモリやHDMIを使いたい場合、別途「ハブ(変換アダプタ)」を持ち歩く必要があります。
一方、LIFEBOOKやLG gramは、本体にHDMIやUSB-A端子を内蔵しているため、アダプタを持ち歩く必要がなく、トータルの荷物は減る可能性があります。
タイプ別おすすめ:あなたはどれを選ぶ?
ここまでの比較を踏まえて、タイプ別におすすめを整理しました。
🚀 とにかく「軽さ」重視!荷物を極限まで減らしたい人
👉 LIFEBOOK UH シリーズ
「毎日PCを持って満員電車に乗る」「リュックではなくトートバッグで通学したい」という人には、世界最軽量クラスのUHが最強です。2024年10月発表の最新モデルはUH-X/J3(約675g〜)とUH90/J3(約848g〜)。さらに軽さを追求するなら、WEB MART限定のWU5/J3(約634g〜、世界最軽量)や、WU2/J3(約744g〜)も選択肢です。ただし、バッテリー持ちが心配な場合は、少し重くなりますが「長時間バッテリーモデル」を選ぶのが賢い選択です。
🔋 「バッテリー」と「大画面」のバランス重視!
👉 LG gram 14インチ
「軽さは譲れないけど、画面が小さいのは嫌だし、充電アダプタを持ち歩きたくない」という欲張りな人におすすめ。72Wh クラスのバッテリーを搭載したモデルなら、一日中キャンパスで活動する日に頼りになります。最軽量モデル(14Z90RU-GA52J)は約999g、標準モデル(14Z90S-GA55J)は約1.12kgです。「1kg以下」にこだわる方は最軽量モデルをお選びください。
🍎 iPhoneユーザー&「Mac」のエコシステム重視!
👉 MacBook Air(M4)
「重さは1.24kgあるけど、許容範囲」と割り切れるなら、満足度は非常に高いです。iPhoneとの連携、トラックパッドの使いやすさ、そして何より「持っているだけでテンションが上がる」デザインは、勉強のモチベーション維持に重要です。2025年3月発売の現行M4モデルは、パフォーマンスと電力効率が向上しています。
⚠️ 大学のシステムを必ず確認
学部のシステムやソフトがWindows推奨でないか、履修要項や大学生協で必ず確認してください。一部の学部(工学部、情報系など)では、Windows専用ソフトを使用する授業があります。
購入前にチェックすべき3ポイント
最後に、購入前に必ずチェックしてほしい3つのポイントをお伝えします。
1. 「本体重量」だけでなく「総重量」で考える
本体が軽くても、バッテリーの持ちが悪くて「重いACアダプタ」を持ち歩く必要があるなら意味がありません。MacBook Airのように本体が少し重くても、バッテリーが持てばアダプタを家に置いていけるため、結果的に荷物が軽くなることもあります。
2. 「実」バッテリー駆動時間を想定する
スペック表の「公称値」はあくまで目安です。実際の使用(Wi-Fi 接続+レポート作成+動画視聴など)では、カタログ値より短くなり、6〜7割程度になることが多いと考えておくと安全です。ただし、実際の駆動時間はソフトの使い方や画面輝度などによって大きく変わります。
3. 大学の推奨スペックを確認する
学部によっては「Windows必須」や「特定の端子が必要」な場合があります。デザインの良さだけでMacを選んで後悔しないよう、履修要項をチェックしましょう。
まとめ:自分にぴったりの「相棒」を見つけよう
この記事では、大学生向けの軽量ノートパソコン(1kg前後中心)について、LIFEBOOK UH、LG gram、MacBook Airの3機種を比較しました:
- LIFEBOOK UHシリーズ:世界最軽量クラスで、端子も豊富。2024年10月発表の最新モデルはUH-X/J3(約675g〜)とUH90/J3(約848g〜)。さらに軽さを求めるなら、WEB MART限定のWU5/J3(約634g〜、世界最軽量)や、WU2/J3(約744g〜約898g)も選択可能。バッテリーは標準構成と長時間構成を選択可能。
通学距離が長い、トートバッグで通学したい人に最適です。
- LG gram 14インチ:大画面と 72Wh クラスの大容量バッテリーのバランスが良い。最軽量モデル(14Z90RU-GA52J)は約999g、標準モデル(14Z90S-GA55J)は約1.12kg。一日中キャンパスで活動する日に安心。
軽さと実用性を両立したい欲張りな人におすすめです。
- MacBook Air(M4、2025年3月発売):約1.24kgとやや重めだが、iPhoneとの連携やデザインが魅力。バッテリー効率が高く、実駆動時間も優秀。リセールバリューも高い。
iPhoneユーザーで、重さを許容できるならモチベーション維持に最適です。ただし大学のシステムがWindows推奨でないか必ず確認してください。
軽さには代償(トレードオフ)があります。バッテリー容量、質感、端子の数など、自分が何を優先するかを明確にして選びましょう。
購入前には、「本体重量」だけでなく「総重量」で考えること、実バッテリー駆動時間を想定すること、大学の推奨スペックを確認することを忘れずに。
自分にぴったりの「相棒」を見つけて、身軽で快適なキャンパスライフを送ってくださいね!
※本記事の情報は2025年12月時点のものです。具体的な重量やバッテリー駆動時間は、モデルや構成によって異なります。購入の際は必ず各メーカーの公式サイトで最新の仕様をご確認ください。






