iPad MacBook 2台持ちは大学生に最強?GoodNotes連携で講義もレポートも完璧に

  • 公開日:2025/12/4
  • 最終更新日:
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iPad MacBook 2台持ちは大学生に最強?GoodNotes連携で講義もレポートも完璧に

「春からの大学生活、パソコンをどうしようか…」と悩んでいませんか?

最近の大学生の間で憧れのスタイルとなっているのが、iPadとMacBookの「2台持ち」です。「スタバでMacを開いて、横にiPadを置いて作業する」というと、ただの「意識高い系」に見えるかもしれません。でも実は、この組み合わせは学習効率を最大化する理にかなった最強の布陣なんです。

この記事では、「講義ノートはiPad、レポートはMacBook」という使い分けがなぜ最強なのか、神アプリ『GoodNotes』を中心とした連携術を、実体験を交えて詳しく解説します。

💡 iPad MacBook 2台持ちは「シェフの包丁セット」

プロのシェフが「野菜用」「魚用」「肉用」と包丁を使い分けるように、iPadとMacBookもそれぞれ得意分野があります。iPadは「直感的なインプット(手書き、閲覧、図解)」の包丁、MacBookは「高速なアウトプット(長文作成、複雑な資料作成)」の包丁。1本の万能包丁でもなんとかなりますが、2本揃えることで作業の質とスピードが劇的に向上します。

この記事を読めば、2台持ちのメリット・コスト・自分に必要かどうかの判断基準がわかります。ただし、初期投資は決して安くありません(2025年12月時点の目安として約25〜30万円前後です…!)。メリットだけでなくコストやデメリットについても率直にお話しします。

注:パソコンの選び方や活用法は、学部・専攻・学習スタイルによって様々です。この記事では「手書きノート+PCでのレポート作成」を中心とした使い方に焦点を当てていますが、他の選択肢(iPadのみ、Macのみ、Windows PC等)もあります。

⚠️ 予算に関する注意

この記事で紹介する2台持ちは、2025年12月時点の学割価格を参考にすると、総額で約25〜30万円前後の初期投資が必要です。予算が厳しい場合は、まずMacBook(またはWindows PC)1台をしっかり購入することを強くおすすめします。大学生活においてPCは「必須」ですが、iPadはあくまで「あると便利な神ツール」です。無理をして2台買うより、1台を確実に揃えることを優先してください。


2台持ちの結論:どんな学生にとって「最強の組み合わせ」になるか

結論から言うと、「手書きの自由度」と「PCの処理能力」の両方を妥協したくない学生にとって、iPadとMacBookの2台持ちは最強の環境です。

最近のiPadは高性能になり、「iPadだけでパソコンの代わりになるのでは?」という議論もよく見かけます。しかし、現役で使い倒している身からすると、やはりそれぞれの得意分野があるんです。

iPad が得意なこと

直感的なインプット

手書きノート、PDF書き込み、図解、閲覧作業に最適。Apple Pencilを使った自由な書き込みや、タッチ操作による直感的な資料閲覧が強みです。

MacBook が得意なこと

高速なアウトプット

長文作成、複雑な資料作成、マルチタスク処理に最適。キーボードとトラックパッドによる効率的な文書作成や、複数ウィンドウを使った作業が強みです。

この2つをAppleのエコシステム(クラウド連携、ユニバーサルクリップボード等)で繋ぐことで、1+1が3にも4にもなるのが2台持ちの真骨頂です。

特に、理系で数式や図を書く機会が多い学生や、文系でも膨大な資料を読み込みながら論文を書く学生には、このスタイルが強力な武器になります。


iPad側の役割:講義ノート・板書・PDF書き込みをGoodNotes中心に解説

まずは「インプット担当」であるiPadの役割を見ていきましょう。ここで主役になるのが、神ノートアプリ『GoodNotes』です。

※GoodNotesは2025年9月末に大規模なメジャーアップデートが行われ、新機能(ホワイトボード、テキストドキュメント、Goodnotes AI)が追加されました。最新機能の詳細についてはGoodNotes公式の最新情報ページで確認できます。

1. 配布資料(PDF)への直接書き込みが神

大学の講義では、レジュメがPDFで配布されることが当たり前になりました。iPadがあれば、このPDFをGoodNotesに取り込み、Apple Pencilで直接書き込むことができます。

もう重たい紙の資料を持ち歩く必要も、プリンターの前で行列を作る必要もありません。すべての資料がiPad1台に収まるので、通学バッグも驚くほど軽くなります。

2. 板書と音声の同時記録

GoodNotesにはオーディオノート機能(録音機能)があります。講義の音声を録音しながらノートを取ると、後で「この文字を書いた時に先生なんて言ってたっけ?」という箇所をタップするだけで、その瞬間の音声が再生されます。

これがテスト勉強の時に本当に助かるんです。メモだけでは理解しきれなかった部分も、音声を聞き直すことで「ああ、そういうことか!」と腑に落ちる瞬間が何度もあります。

※録音機能は主にiPad / iPhoneアプリ側で利用し、Mac版GoodNotesではその音声を再生して確認する形になります。

3. 検索機能で「あのノートどこ?」がなくなる

紙のノートの最大の弱点は「検索できないこと」です。しかし、iPadとGoodNotesなら、手書きの文字さえも検索対象になります。

「あ、この用語、前期の授業でも出てきたな」と思ったら、検索窓に入力するだけ。数秒で過去のノートが見つかります。複数の科目をまたいだ復習や、レポート執筆時の情報収集が劇的に楽になります。

iPad選びのポイント

  • ノートとしての使い勝手を重視するなら、画面が小さいiPad miniよりも、iPad Air(11インチ/13インチ)や無印iPad(第10世代)がおすすめ
  • 画面分割(Split View)で教科書を見ながらノートを取るなら、ある程度の画面サイズ(11インチ以上)が必要
  • 予算を抑えたい場合は、無印iPad(第10世代)+Apple Pencil(USB-C)の組み合わせが約7〜8万円でスタート可能

MacBook側の役割:レポート作成・資料作り・長文入力

次は「アウトプット担当」のMacBookです。「iPadにキーボードをつければいいじゃん」と思うかもしれませんが、本格的な作業はMacBookに軍配が上がります。

1. レポート・卒論の執筆スピードが違う

大学のレポートは数千字、卒論になれば数万字を書くことになります。iPadのキーボードも優秀ですが、MacBookのトラックパッドとキーボードの操作性、ショートカットキーの充実度には敵いません。

画面上の複数のウィンドウを行き来しながら、文献を参照し、文章を組み立てる作業は、MacBookの方が圧倒的にストレスが少ないです。特に、複数のPDFやWebページを同時に開いて比較しながら執筆する場面では、MacBookの広い画面と優れたウィンドウ管理機能が真価を発揮します。

2. Officeソフト(Word/Excel/PowerPoint)のフル機能

iPad版のOfficeアプリは機能が制限されていることがあります。大学の指定フォーマットでレポートを提出する場合、レイアウトが崩れてしまったり、複雑な数式や図表の編集がうまくいかなかったりするトラブルを避けるためにも、PC版のOfficeが使えるMacBookは必須です。

また、ゼミ発表用のPowerPoint資料作成や、実験データをまとめるExcel作業なども、やはりPCの方が効率的です。

3. 専門的な作業への対応

プログラミングや動画編集など、少し重たい作業をする場合もMacBookが必要です。特に最近のM3やM4チップを搭載したMacBook Airは、軽量でありながらプロ顔負けの処理能力を持っているので、4年間の相棒として頼もしい存在です。

理系学部でMATLABやPython等を使う場合や、建築・デザイン系でCADソフトを動かす場合も、MacBookのような本格的なPCが求められます。


GoodNotes+クラウド連携でできる具体的なワークフロー

ここからが本題です。iPadとMacBook、そしてクラウド同期を連携させると、どんな1日が送れるのか。具体的なワークフローを紹介します。

【午前:講義】iPadで手書きノート
【午後:空きコマ】MacBookでレポート構成
【夜:自宅】画像のコピペも一瞬で完成

【午前:講義】iPadで手書きノート

教室ではiPadとApple Pencilだけを机に出します。GoodNotesでレジュメを開き、先生の話を聞きながら手書きでメモ。図や矢印を書き込み、重要な部分はマーカーを引きます。

このデータは、GoodNotesのクラウド同期機能(iCloud、Google Drive、OneDriveとの自動同期)を通じて、MacBook側にも自動的に反映されます。特別な操作は一切不要です。ファイルを送る手間も、USBメモリも必要ありません。

※重要な注記:このシームレスなワークフローを実現するには、初期投資約25〜30万円、2台持ち運ぶ際の重量増加(iPad Air約650g + MacBook Air約1.24kg = 合計約1.9kg)、複数デバイスの同期設定・トラブル対応が必要です。

【午後:空きコマ】MacBookでレポート構成

図書館に移動してMacBookを開きます。Mac版のGoodNotesアプリを起動すると、さっきiPadで書いたノートが既にそこにあります。

MacBookの広い画面で、iPadの「手書きノート」を見ながら、Wordでレポートの構成を練る。この「左に手書きノート(参照)、右にWord(執筆)」というスタイルが、最強に効率が良いんです。

手書きノートで整理した思考を、そのままキーボードで文章化していく流れがスムーズすぎて、一度体験すると戻れません。

【夜:自宅】画像のコピペも一瞬

「iPadで書いた図をレポートに貼りたい」そんな時も一瞬です。iPad側でなげなわツールを使って図をコピーし、MacBook側でペーストするだけ。

「ユニバーサルクリップボード」機能のおかげで、まるで同じ端末を操作しているかのようにコピペができます。AirDropでファイルを送る手間すらいりません。

※ユニバーサルクリップボードを使用するには、同じApple IDでのiCloud認証、Handoff有効化、Bluetooth/Wi-Fi接続が必須です。

このように、「iPadで素材(手書きメモ・図)を作り、MacBookで料理(レポート・資料)して完成させる」という流れが、2台持ちならシームレスに実現できます。


2台持ちのコストと、学割・キャンペーンを使った現実的な予算感

さて、夢のような環境ですが、現実に引き戻されるのが「お値段」です。2025年12月時点のApple学割を使った場合の、現実的な予算感を見てみましょう。

2台持ちスターターセットの例(2025年12月時点の学割価格)

これに、保護フィルムやケース、AppleCare+(保証)などを加えると、総額で30万円近くになる覚悟が必要です。

※上記の価格は2025年12月時点の学生・教職員向け価格を参考にした目安です。ストレージ容量のカスタマイズ、為替変動、Appleの価格改定などにより、実際の価格は数万円単位で変動する可能性があります。最新価格は必ずApple公式の教育ストアで確認してください。

少しでも安く抑えるには?

  • MacBook:最新モデルのM4ではなく、型落ちのM3やM2モデル(中古や整備済製品)を狙う。Apple公式の整備済製品は保証付きで安心です。ただし、2025年12月時点でM2モデルは販売終了しているため、中古市場でのみ入手可能です。
  • iPad:Airではなく、無印iPad(第10世代)にする。これならiPad本体は約5〜6万円に抑えられます。
  • 時期:例年、2月上旬~4月上旬に「新学期を始めよう」キャンペーンが実施され、対象のMacやiPad購入でApple Gift Card最大22,000円分(2026年は最大24,000〜30,000円程度に増額の可能性あり)の還元が行われます。2026年は1月末~2月上旬の開始が有力視されています。最新情報はApple公式キャンペーンページで確認してください。

初期投資は高いですが、4年間毎日使い倒すとすれば、1日あたりのコストは約200円。「自分の可能性への投資」と考えれば、十分に元は取れる金額だと思います。

⚠️ 予算計画の重要性

30万円近い出費は決して小さくありません。親御さんと相談する場合は、「なぜ2台必要なのか」「どう活用するのか」を具体的に説明できるよう準備しましょう。また、奨学金やアルバイト代で購入する場合も、無理のない計画を立ててください。生活費や教科書代など、他の必要経費とのバランスも考慮することが大切です。


向いている人/やめた方がいい人(iPadだけ/Macだけで十分なケースとの比較)

正直、「iPad MacBook 使い分け」ができずに、どちらか一方を持て余してしまう人もいます。自分がどちらのタイプか見極めましょう。

✅ 2台持ちが向いている人(最強になれる人)

  • 理系・医薬系学生:膨大なレジュメ、図解、手書きメモが必須。かつ論文執筆やデータ解析でPCも必須な人。数式や化学式を手書きで書く機会が多い場合、iPadの価値は特に高いです。
  • クリエイティブな趣味がある人:イラストを描く、動画編集をするなど、iPadをペンタブ代わりにしつつMacで仕上げたい人。
  • 効率重視で荷物の重さを許容できる人:2台持ち歩くと合計約1.9kg(iPad Air約650g + MacBook Air約1.24kg)になります。その重さよりも「どこでも最高の作業環境」を優先できる人。
  • 資料が多い学部:法学部、経済学部、教育学部など、大量のPDF資料を読み込む必要がある場合、iPad+GoodNotesの検索機能が威力を発揮します。

🔺 iPadだけで十分な人

  • コンテンツ消費がメイン:動画を見る、電子書籍を読む、SNSを見るのが中心。
  • レポートはたまに書く程度:キーボード付きケース(Magic KeyboardやSmart Keyboard)があれば、簡単なレポートならiPadでもなんとかなります。
  • 手書き重視・PC作業は最小限:文系で手書きノートがメイン、レポートは大学のPCルームで済ませられる人。

🔺 MacBook(PC)だけで十分な人

  • 手書きをほとんどしない:ノートはタイピングで取る派の人。講義資料もテキストベースで整理する方が得意な人。
  • プログラミングが主軸:情報系学部など、iPadでは開発環境が整わないことが多いので、まずはハイスペックなMacBook(またはWindows PC)にお金をかけるべきです。
  • 予算が厳しい:無理をして2台買うより、まずはMacBook(またはWindows PC)を1台しっかり買うことを強くおすすめします。大学生活においてPCは「必須」ですが、iPadはあくまで「あると便利な神ツール」だからです。

まとめ:導入前にチェックすべき3ポイント

iPadとMacBookの2台持ちは、使いこなせれば大学生活の質を劇的に向上させます。導入を迷っているなら、以下の3点をチェックしてみてください。

  • 予算の壁:2025年12月時点で約25〜30万円前後の出費が可能か?(親御さんへのプレゼンが必要です!)

    学割や整備済製品、型落ちモデル(M3など)を活用すれば20万円台前半に抑えることも可能です。また、2月上旬~4月上旬の新学期キャンペーンを狙うと最大22,000円分(2026年は最大24,000〜30,000円程度の可能性あり)のAppleギフトカード還元が受けられる場合があります。最新のキャンペーン情報はApple公式サイトでご確認ください。

  • 学習スタイル:「手書き」で思考を整理し、「タイピング」で清書するスタイルが自分に合っているか?

    普段から手書きでメモを取る習慣がある人、図解や矢印を使って情報を整理する人には特に向いています。逆に、すべてタイピングで済ませる派の人には、iPadの必要性は低いかもしれません。

  • 手書きの頻度:講義で配られる資料はPDFが多いか?(PDF配布が多い大学ならiPadの価値は跳ね上がります)

    大学や学部によって、PDF配布の頻度は大きく異なります。先輩や大学の掲示板で事前に確認しておくと、購入判断の材料になります。

もし予算が許すなら、この「Appleエコシステム」の快適さをぜひ体験してほしいです。MacBookでレポートを書きながら、iPadで手書きの注釈を確認する……このシームレスな体験は、一度味わうと戻れませんよ!

※本記事は2025年12月時点の情報に基づいています。GoodNotesは2025年9月にメジャーアップデートされ、新機能(ホワイトボード、テキストドキュメント、Goodnotes AI)が追加されました。最新機能の詳細はGoodNotes公式サイトでご確認ください。また、Apple製品の価格や仕様は為替変動や製品アップデートにより変更される可能性があります。最新情報は必ずApple公式の教育ストアでご確認ください。

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